第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権の決勝で巨人女子チームが西武ライオンズを1たい0で破り優勝した。小野寺佳奈が 女子野球ワールドカップMVPの里綾実を投手戦で制した。
両投手は9月13日から17日まで三次市で行われるカーネクステト提供第9回女子野球ワールドカップ グループBに日本代表として出場する。
小野寺はこの大会3試合16イニングの投球自責0で大会MVPに輝いた。
8月11日から15日まで千葉で行われた第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権には日本プロ野球(NPB)の巨人、西武ライオンズ、阪神タイガースなどあわせて35チームが出場した。試合は千葉県佐倉市の長島茂雄記念岩名野球場、成田市のナスパスタジアムと大谷津運動公園野球場で実施。決勝も大谷津でおこなわれた。
巨人の元投手・コーチで、1984年ロサンゼルス五輪の公開競技にも日本代表として出場した宮本和知(59)が巨人女子チームを指揮した。
"宮本監督は「つらいこともあったけれど、全員で勝ち取った勝利だと思います」とコメントした。
巨人女子チームはメンバー20名中8名が高校を卒業したばかりの若いチームだ。
「この若いチームでてっぺんを取れたのは彼女らの野球人生ですごく大きなことです。自信になると思います」と宮本監督はくわえた。
巨人女子チームは2021年に創設され、2023年シーズンから本格的にリーグに酸化を始めた。
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