ワールドベースボールクラシックのスター選手であるマイク・トラウトが、5月24日（水）に通算362号となるホームランを放ち、伝説の選手ジョー・ディマジオを抜いた。
トラウトは、ボストン・レッドソックスの右腕ニック・ピベッタから2ランホームランを放ち、エンゼルスは7-3でレッドソックスに勝利した。
トラウトは、MLB.comの取材に対し、「とても意味のあること。偉大な選手を追い越したり、並んだり…偉大な選手と同じ（内容の）会話をしているだけでも、本当に特別なことだよ」とコメントした。
トラウト（31歳）は現在85位で、84位のランス・バークマンとは4本の差。歴代ホームラン王はバリー・ボンズの762本。
ジョー・ディマジオ（1914-1999）は1951年、37歳の時に361本目のホームランを打った。
2018年、スポーツ・イラストレイテッド誌が選ぶ現役最高の野球選手に選ばれたトラウトは、2019年3月、ロサンゼルス・エンゼルスと4億2600万米ドルの12年契約を締結した。2011年7月8日のMLBデビュー以来、エンゼルスでプレーし、3度のアメリカンリーグMVPを獲得している。2023年5月30日現在、1458試合に出場し、5292打席で1599安打を記録。キャリア通算打率は.302。
国際大会では、2010年にアメリカ代表としてパンアメリカン競技大会に出場しデビューを果たした。決勝で世界No.1の日本がNo.2のアメリカを決勝で破ったワールドベースボールクラシック2023では、スター選手揃いのアメリカ代表として7試合に出場した。
