7月15日、イタリアのカスティオン・ディ・ストラーダでオランダと対戦するWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナルステージで、プエルトリコは優勝候補の一角としてトーナメントをスタートする。
昨年の女子ソフトボール・ワールドカップ・グループBでの圧倒的なパフォーマンス(6試合で打率.308、自責点わずか7、5勝1敗)、そして4月のパンアメリカン選手権での優勝により、WBSC/KONAMI女子ソフトボール世界ランキングで過去最高の2位に浮上した。
プエルトリコのダビド・サントスヘッドコーチは「我々の最終目標は(ワールドカップで)優勝することです。故郷の人たちを喜ばせるためにフィールドで全力を尽くします。プエルトリコはチーム競技の世界大会でメダルを獲得したことがありません」とWBSCに語った。
WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2024のグループBは、非常に競争が激しそうだ。プエルトリコはオランダ(世界8位)との戦いの後、16日に日本(3位)、同10位のオーストラリア(10位)と対戦する。
サントスは、「チームスピリットと姿勢」がチームの最大の武器になると信じている。「「勝つためには強い相手を倒さなければなりません。我々は他のチームの実力を知っているし、理解しています。彼らはみなすばらしいチームです」と語った。
「残念ながら、アメリカのデューク大学でのシーズン中に負傷したため先発ショートのアミナ・ベガがいません。また、投手陣にも変更が必要かもしれません」と加えた。
「しかし、我々には多くの人材がいるので昨年のレベルのチームを編成できるとお思います」
プエルトリコ・ソフトボール連盟は、トップレベルの女子ソフトボール・リーグ(12チーム)のほか、U-12、U-14、U-17の各年代の育成プログラム(50チーム)、トップリーグのオフシーズンに行われるU-22リーグを運営している。
本人はコーチである前に「ザヒラ・マリーンの夫であり、19歳のダビデと17歳のディラン・ハビエルの父親」であることを強調しているが、ソフトボールのコーチ、サントスは2021年からプエルトリコ女子ソフトボール代表チームの指揮を執り、2009年からはプエルトリコソフトボール連盟のテクニカルディレクターを務めている。彼は島の教会の牧師であり、2002年からソフトボールのコーチをしている。
プエルトリコはイタリアでファイナルステージに向けてウォーミングアップを行い、他の女子ソフトボール・ワールドカップファイナルステージに出場するほかの国が参加する国際大会に参加する。詳細とスケジュールは後日発表。