Wei-Chung Yu「Hazuremon」がeプレミア12チャイニーズタイペイ予選決勝の出場権を獲得

2日間にわたる熱戦の末、CTBC Brothers POWER PROS Festivalの最終ラウンドで、長年パワフルプロ野球をプレイし、中信ブラザーズのファンでもあるHazuremonがSheSheを破り、9月に台湾リトルリーグ野球協会（TLLB）主催、中華民国野球協会（CTBA）の後援で実施されるePremier12チャイニーズタイペイ予選決勝への出場権を獲得した。

CTBC Brothers POWER PROS Festivalは、中信ブラザーズと株式会社コナミデジタルエンタテインメント（KONAMI）とのパートナーシップにより開催された。世界的大手ゲーム会社のKONAMIがCPBLとこのようなイベントを催すのは初めてのことだ。

Hazuremonは決勝戦でSheSheに1-0でサヨナラ勝ちした後、「この試合に勝って、チャイニーズタイペイの決勝大会に進むことができて、とても信じられません。」とコメントした。さらに「技術的には、僕と他のファイナリスト3人は同じレベルだと思うが、スムーズに雰囲気に慣れることができたのが大きかったです。もちろん、後半でのバッティングがうまくいったのもあります。」「今はeプレミア12チャイニーズタイペイ予選決勝に集中し、東京ドームでeプレミア12優勝決定戦を戦いたい！」と加えた。

台湾・高雄市出身のSheSheは試合後、Hazuremonに固い握手で祝福の言葉を贈った。「彼（Hazuremon）は本当にいいプレイをしたし、彼の冷静さが勝利につながったと思う」。「これは4度目の準優勝になりました」と笑った。「7月のチャイニーズタイペイeBaseball™杯に出場して、チャイニーズタイペイ予選決勝に進出できるよう頑張ります。」とコメントした。

Hazuremonも「彼はとてもいいプレイをしたし、次の10年、そしてその先のエリートプレーヤーになると思う」と、SheSheの功績を称えた。昨年のWBSC eBaseball™ Series 2023でチャイニーズタイペイからの最高位の選手となったHazuremonは、日曜日の中信ブラザーズ対台鋼ホークス戦の始球式に招待された。

「私は30年近くKONAMIのパワプロでプレイしてきました。親御さんたちには、ぜひ子供たちにゲームをするよう勧めてほしいです。子供たちのメンタルにもいいし、スポーツに興味を持たせるにはとてもいい方法です」と、Hazuremonは投球の前に語った。

一方SheSheは、「私の意見では、このゲーム（WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球）は現在あるeスポーツゲームの中で最高のものです。あらゆるeスポーツゲームの中で最も本物の野球ゲームに近く、動作もスムーズで、時間も全くかかりません。」 「eBaseball™のプラットフォームを通じて、ゲームをプレイし、他の仲間と違う形で、しかし親しみを持って会うことができるのはいいことです。」とWBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球を称賛した。

決勝戦に進めなかった他の2選手も、ゲームをプレイした感想を語った。台北を拠点とするDoubleBassは、日曜日の第1試合で1-0のスコアでHazuremonに敗れた。「私たち40代後半が、昨年（シンガポール大会）のような国際舞台でプレイできるという事実は、あらゆる年代の選手にとって大きな励みになるでしょう。」とコメントした。

同じ台北出身で、昨年シンガポールで開催されたオリンピックeスポーツウィークにも出場したCMWANGも、「何百、何千と対戦してきましたが、その時々の環境、雰囲気、周囲にいかに適応できるかが鍵になります」と重要な局面での勝負のカギを指摘し、「素晴らしいゲームだ。」と話した。