WBSCとSportradarのSynergy Sports社との業務提携を延長
30/07/2024 1 記事を読む目安時間

WBSCとSportradarのSynergy Sports社との業務提携を延長

新たな提携によりSynergy Sports社はWBSCレガシークラブ・ゴールドパートナーのメンバーシップとなる。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)とSportradar社のSynergy Sports社は、公式業務提携を2028年末まで5年間延長した。この提携ではWBSC大会の開催会場で業界をリードする技術とカメラシステムを通じてコーチングとスカウティングサービスを提供しWBSCのフィールド内外でサポートする。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、「世界中の野球とソフトボールの発展を促進し、スポーツに応用されるテクノロジーの最前線に立ち続けるという我々の探求において、Synergy Sports社とのコラボレーションを継続できることを嬉しく思います。今回の新たな契約により、Synergy Sports社との実りある協力関係から得た恩恵を競技業界すべてとシェアできることになるでしょう」と語った。

WBSCとSynergy Sports社は2021年に最初の4年契約を発表。2022年にはWBSCヨーロッパとも提携を結び、双方の協力関係は大陸協会にも拡大した。

Synergy Sports社のテクノロジーは各選手ごとのプレー、出場、試合状況、結果を分析する。それらの詳細を並べ替え動画と組み合わせて提供することで、監督、コーチ、指導者の意思決定プロセスをサポートする。Synergy Sports社のコーチング・スカウティングサービスは、現在バスケットボール、野球、ソフトボールで使用されている。