14/07/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC男子ソフトボールワールドカップ2024 グループB アルゼンチンとニュージーランドが2025年ファイナルステージへ進出

グループB決勝でアルゼンチンがニュージーランドに6-5で勝利し、WBSC男子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2025への切符を手にした。一方、ニュージーランドは、敗者復活戦で1-0の劣勢から挽回してカナダを4-1で破り、2025年ファイナルステージ2枠目を獲得した。

日曜日にカナダのプリンス・アルバートで開催されたWBSC男子ソフトボールワールドカップグループBで、アルゼンチンとニュージーランドがスリリングな幕切れでWBSC男子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2025への切符を手にした。

世界ランキング1位のアルゼンチンがグループB決勝でニュージーランドを6-5で下し、2025年ファイナルズへの切符を手にした。また、グループBの結果によりカナダは開催国として来年のファイナルステージ出場が決まった。

またその前に行われた3位と4位のプレーオフでは、カナダがシンガポールを8-0で下し、ホンコン・チャイナがイスラエルを6-5で下し5位となった。

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大会終了後、アルゼンチンのラディスラオ・マラルチュク（遊撃手）がグループBの最優秀選手に選ばれた。マラルチュクは打率.385、7得点、2RBI、5四球を記録。また、エリート・ディフェンスも披露し、大会を通してミスのないプレーを見せた。

グループB最終日、ホンコン・チャイナとイスラエルの戦いでは、4回裏にCorey Ngが放った2ランホームランが勝ち越し点となり6-5で勝利した。この勝利によりホンコン・チャイナは5位、イスラエルは6位に決まった。

ホンコン・チャイナは4回まで6-1と大きくリード。イスラエルは終盤に1点差まで詰め寄ったものの逆転には及ばなかった。

ホンコン・チャイナのYuk Sing は5.2イニング投球、6被安打、5失点（自責点1）の好投で勝利を手にした。敗戦投手は Kfir Leon。

カナダはロータリー・フィールドの会場で好調な打線を披露し、4回までに10安打を放って8-0とリードを広げた。

Mathieu Royと Justin Laskowskiが初回に本塁打を放ち、序盤からリードを広げた。Blake Hunter は3打数3安打2打点。

Justin Schofieldは5回ノーヒット、打者12人から三振を奪い、勝利を収めた。

この結果、カナダは第1決勝のアルゼンチン対ニュージーランドの敗者と戦う第2決勝戦に進み、シンガポールは4位に終わった。

アルゼンチンは、グループB決勝でニュージーランドに6-5とスリリングな勝利を収め、ファイナルステージ2025への切符を手にした。アルゼンチンは無敗で大会を終え、オーストラリア、ドミニカ共和国とともに来年のファイナルステージに駒を進めた。

決勝は雨天で3時間近く中断したが、両チームがリードを奪い合い、最終的にアルゼンチンが制した。

アルゼンチンは4-1の劣勢から4回裏に3点を入れて同点に追いついた。6回裏に Gian Scialacomoが暴投で得点するまで、点の取り合いとなった。

Lucio Retamar が4回裏にホームランを放ち、アルゼンチンはPablo Migliavaccaが2イニングを投げて勝利した。

ニュージーランドは安打数においては9安打-5被安打でアルゼンチンを圧倒。Te Wera Bishopがホームランと3打点を放ち、Tane Mumuと Wayne Lauluがそれぞれ2安打を放った。

敗者復活戦でニュージーランドは試合序盤1-0の劣勢からカナダを4-1で破り、ファイナルステージ2025への2枚目の切符を手にした。

この試合のキープレーは、6回裏にBen Enokaが逆方向へ放ったホームランだった。

また投球では、Pita Ronaが先頭打者のMathieu Royに本塁打を打たれたもののその後持ち直し、3被安打、1失点、8奪三振の好投を見せた。

カナダはグループBの最終順位で3位となり、来年は開催国としてファイナルに出場する。

関連リンク

カナダ 1-4 ニュージーランド - ボックススコア

6回裏-Ben Enokaが右越え本塁打を放ち、ニュージーランドが4-1のリードに成功。

4回裏-ニュージーランドが同点に追いつく。Ben Enokaが四球で出塁し、Reilly Makeaの送りバントで二塁へ進むと、Wayne Lauluのヒットで得点。これがニュージーランドの初安打となった。試合はPita RonaとTy Sebastianの投げ合いで1対1の同点のまま。

1回表- 2試合連続でMathieu Royが右越えホームランで試合をリード。カナダが先制。

先発投手-　Pita Rona（ニュージーランド）対Ty Sebastian（カナダ）

カナダとニュージーランドがファイナルステージへの2つ目の切符をかけて戦う。国際男子ソフトボール界最大のライバル2チームのうちひとつがグループBから2枠目のファイナルステージ進出を決める。

ニュージーランド 5-6 アルゼンチン - ボックススコア

6回裏-アルゼンチン、無死満塁、得点は1点のみ。2アウトで投手Daniel Chapmanの暴投で Gian Scialacomoが得点し、アルゼンチンが6-5で勝ち越した。

6回表-　ニュージーランドはノーアウト満塁のチャンスを作り、ショートへのゴロで同点に並ぶ。 Pablo Migliavaccaは Reilly Makea を三振に仕留め、Thomas Enokaをピッチャーゴロに打ち取った。試合は5-5同点。

5回裏 - アルゼンチンが再び逆転。2アウト満塁からManuel Godoyが暴投で得点し、5-4とリード。

5回表 - 160分の遅延の後、試合再開。ニュージーランドは2本の内野安打を放ったが、Pablo MigliavaccaはCole Evans と Tyron Bartorilloを三振に仕留め、この回を終えた。スコアは4で並んだ4-４で同点のまま。

18:50-雨は止み、グラウンドキーパーがグラウンドの整備をしている。

5回表 - 現地時間18:00、雨天中断。アルゼンチン代表はHuemul Mataに代わり、Pablo Migliavaccaがサークルに入った。

4回裏-20分の雨天中断の後、試合が再開。2球後、Lucio Retamar が2ランホームランを放ち、1点差。 Gian Scialacomo が二塁打を放ち、Daniel ChapmanがPita Ronaに代わってサークルに入った。左中間でのスライディングキャッチもあったが、 Federico Olheiserが同点に追いついた。

4回表 - ニュージーランドが逆転リード。走者一、二塁の場面で、Rhys EvansがGian Scialacomoのグラブをはじく三塁への打球を放ち、同点に追いつく。その1球後、Te Wera Bishopがセンターフェンスを越える3ランホームランを放ち、ニュージーランドが4-1の逆転リード。

1回裏-アルゼンチンの上位打線は粘り強い野球でフルカウントから四球で連続出塁。 Juan Zaraがセンター・ワーニングトラックへ伸びる長打を放ち、Teo Migliavaccが二塁から生還。アルゼンチンが1-0でリード。

1回表-　ニュージーランドはReilly Makea の内野安打とThomas Enokaの四球でワンアウト走者二人。しかし、ショートLadislao Malarczukのプレーで走者は三塁に進んだが、Huemul Mataが三振で逃げ切った。

先発投手- Huemul Mata（アルゼンチン）対　Pita Rona（ニュージーランド）

プレビュー - ファイナルステージへの最初の切符は、オープニング・ラウンド1位のアルゼンチンと2位のニュージーランドの間で決まる。始球式は16:00。土曜日の両者の試合では、アルゼンチンが4-1で勝利を収め無敗を維持した。この試合の勝者がファイナルステージへの切符を手にし、敗者は19:00から行われる敗者復活戦で、カナダ対シンガポールの勝者と対戦する。

2024 Men's Softball World Cup - Group B - Game 18 NZL vs ARG

シンガポール 0-8 カナダ - 実況プレイ

4回裏-カナダはJeff Lyonのダメ押しの１点で8-0となりコールド勝利がきまった。

2回裏-Blake Hunterの2ランタイムリーで7-0にリード。安打で出塁していたJordan PomeroyとMathieu Royが得点した。

1回裏-カナダは2本の長打で最初の打席で5-0とリード。先頭のMathieu Royが本塁打を放ち、Justin Laskowski が右へ2ラン本塁打を放った。Cory Jones もタイムリーヒットで得点に貢献した。

1回裏-ベテランの１番打者Mathieu Royが右越え本塁打を放ち、カナダが1-0の先制でシンガポールをリード。

先発投手-Justin Schofield（カナダ）対Raynard Heng（SGP）

プレビュー - この日の第2試合は、オープニング・ラウンドをそれぞれ3位と4位で終えたカナダとシンガポールのイリミネーションゲームとなる。第6戦で両チームが対戦した際にはカナダが7-1でアジア勢を破った。しかし、シンガポールが先発投手が交代する5回まで１対１の同点のままで試合は結果以上の接戦となった。カナダは7回にシンガポールのリリーフから5点を奪った。試合は13:00に予定されており、勝者が19:00からの再試合に進む。