中華民国棒球協会(CTBA)が月曜日、台北市のグランドハイライホテルで記者会見を行い、ラグザス presents WBSCプレミア12 2024の台北開催の試合に関する一連の情報などを発表した。チケットの販売はCTBCクレジットカード顧客向けに9月27日に開始し、その翌日から一般販売も始まる。
台北市では11月13日から18日まで、台北ドームと天母野球場でグループBの14試合が開催される。チケット価格は280台湾元(9ドル)から3380台湾元(105ドル)。
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台北市での開幕戦は11月13日(水)18:30(台湾時間)、台北ドームでチャイニーズタイペイが韓国と、同時刻に天母スタジアムでドミニカ共和国がキューバと対戦する。グループBは同日、日本でも開幕し、開催国の日本がバンテリン・ドーム・ナゴヤでオーストラリアと対戦する。
リッカルド・フラッカーリWBSC会長は、グループBの開催国の一つである中華民国棒球協会(CTBA)とジェフリー・クー会長の並々ならぬ協力とサポートにビデオメッセージで感謝の意を表した。「また、WBSCプレミア12と国際野球全体をサポートしてくれた台北の蔣萬安市長と、中国職業野球連盟の蔡其昌コミッショナー、そして大会スポンサーの皆さんにも感謝します」とフラッカーリ会長は語った。
「国際野球はロサンゼルス2028を控えた今、今まで以上にその存在を強め世界の注目を集めております。WBSC/KONAMI男子野球世界ランキングの上位12チームが、あの美しいプレミア12トロフィーを追い求め最高の試合を繰り広げてくれることを心より楽しみにしています」と加えた。
クー氏はWBSC副会長として公共部門とスポンサーからの支援に感謝の意を表す一方、CTBAの会長としては「私たちの目標は優勝することです。そして、世界ランキング世界一を目指します。困難な目標かもしれませんが、これが私たちの目標です」と語った。
チャイニーズタイペイは、WBSC/KONAMI男子野球世界ランキングで2014年12月31日に1位を獲得したことがある。2021/2022年に2位、現在はプレミア12王者の日本に次いでメキシコと同率2位についている。
CPBLの蔡其昌コミッショナーは、「わたしたちは選手たちに最高のケアを提供し、選手とコーチングスタッフのニーズに応えるために必要なことは何でもいたします 」と述べた。
蔡其昌コミッショナーはまた、チャイニーズタイペイ代表への参加をサポートしてくれたCPBL6球団すべてに感謝の意を表した。
記者会見の中で、CTBC銀行がラグザス presents WBSC プレミア12 2024の台北ラウンドの「トップスポンサー」となったこともあわせて発表された。CTBCファイナンシャル・ホールディングスは台湾の金融組織で、草の根からプロレベルまで野球の発展をサポートしている。
中華民国棒球協会(CTBA)はまた、20人の女子応援団 「CT Amaze 」を紹介した。この応援団は、6つのCPBL球団から2人ずつと8人のチアガールで構成され、台北市内で開催されるチャイニーズタイペイの全試合で観客と応援する。
ラグザス presents プレミア12 2024のグループラウンドは各グループ15試合あわせて30試合で構成される。
メキシコは11月9日から14日まで、グアダラハラとテピックでA組を開催し、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコと対戦する。
グループラウンドで総当たり戦をおこない、各組の上位2チームがスーパーラウンドに進出。スーパーラウンドの上位1位と2位のチームがプレミア12優勝決定戦、3位と4位のチームは3位決定戦を行う。
日本では東京ドームでスーパーラウンド(11月21〜23日)と24日のメダルゲームが行われる。
WBSCのフラッグシップ大会であるプレミア12は、2024年の世界最高峰の野球大会。2023年12月31日付のWBSC/KONAMI世界ランキング上位12チームが参加する。