WBSCベースボール5ワールドカップ2024 チームがそれぞれの意気込みを語る
06/10/2024 1 記事を読む目安時間

WBSCベースボール5ワールドカップ2024 チームがそれぞれの意気込みを語る

香港の街を背景にWBSCベースボール5ワールドカップ2024のトロフィーを手にポーズを取る12人のキャプテンのうちの11人。

WBSCベースボール5ワールドカップ2024の第2回がまもなく開幕し、ベースボール5世界一をかけて12チームが香港で競い合う。世界トップのチームたちが10月7日から12日まで、香港のダウンタウンにあるセントラル・ハーバーフロント・イベント・スペースで対決する。

香港の美しい摩天楼を背景にした大会会場で行われた記者会見で、WBSC会長のリッカルド・フラッカーリは興奮気味にベースボール5の世界的な人気の高まりを強調した。「この大会は、まさに世界的なショーになりつつあります!ユースオリンピックへの参加も決定したことがベースボール5のますますの成長を物語っているといえるでしょう。ベースボール5は世界の隅々まで広がっており、アフリカやブータンなどあらゆる場所に新たなファンが生まれています!」と語った。

フラッカーリ会長はまた、参加者の重要性を強調した。「この素晴らしいスポーツのアンバサダーである選手の皆さんこそが今週の真の手やであり、大きな注目が集まるでしょう」

中国・香港野球協会のアンドリュー・ファン会長は、このイベントの開催に興奮を抑えきれない様子だった。「中華人民共和国建国75周年の記念すべき年にワールドカップが開催されることは、非常に光栄なことです。活気があり、人口密度の高い国際的な大都市である香港にとって、ベースボール5はまさにうってつけです。この大会が何か大きなことの始まりになることを願っています!私たちは、ベースボール5が地元の学校やそれ以外の場所でも普及するのを楽しみにしています」とファン会長は語った。

世界ランキング2位の堂々たる前大会王者・キューバのパブロ・テリー・アルバレス監督は優勝候補として自分たちの目標を熱く語った。「私たちの目標は、メキシコで獲得した世界一のタイトルを保持することです。大会が楽しみです!目標は1回戦を無敗で突破し、スーパーラウンドでよいスタートをぜひ切りたい」

2022年に準優勝した世界ランキング5位の日本も、高い目標を掲げてタイトルを狙う。「前大会でキューバに負けたので、今回はキューバを倒して優勝することが目標です」と若松健太監督。

世界ランキング1位のチャイニーズタイペイも気合十分だ。「基本戦略はそのままに、ディフェンスとオフェンスの両方を強化しました。私たちの目標は、全勝することです!」とリン・ポーユー監督は語る。

2024 Baseball5 World Cup - Press Conference

メキシコ代表のオルランド・バジェ・アルバレス監督も、2年前の5位からさらに順位を上げることを目指しているが、チームの勝利の可能性について自信をのぞかせた。「第1回ワールドカップの前、私たちはこのスポーツを始めたばかりでしたが、あれから長い道のりを歩んできました。今、我々はより強く、より経験豊富なチームを持っており、我々の準備がパフォーマンスに現れることを確信しています」

ホンコン・チャイナのセルジオ・ペレス・エチェバリア監督は、自国で戦うことの意義について語りながら、「私たちの目標は、前回よりも良いパフォーマンスをすることです。競争はかつてないほど激しくなっているし、プレーのレベルも年々向上していますが、期待に胸を膨らませています」と笑顔で抱負を語った。

今ベースボール5が盛り上がっている世界ランキング3位のチュニジアのソフィアン・リアヒ監督も、2022年メキシコ大会での6位という成績をさらに上回れると自信を見せており、「もちろん、ここに来たからにはチャンピオンになるためにプレーします」とチームの競争心を強調した。

2022年に7位だった南アフリカは、現在世界6位につけており、南アフリカ代表のアメリカ・ジュマ監督はチームの躍進を熱心に語った。「大会がとても楽しみです。2022年のメキシコ大会を最後に、多くのチームがレベルアップしています。どのチームも初心に戻って戦術に磨きをかけているでしょうから、今大会が始まるのを本当に楽しみです」

フランス代表を率いるスティーブン・ジェローム・レスファルグ監督は、昨年のWBSCユースベースボール5ワールドカップでキューバに次ぐ2位に終わったフランス代表の健闘を考慮し、2年前の世界ランキング4位の9位からの大幅な改善を期待している。「私たちは高い目標を掲げています。ぜひスーパーラウンドに進出し、可能であれば決勝戦に進出したい」と、WBSCユースベースボール5ワールドカップから4名、メキシコ2022から2名の選手を擁するレスファルグは語った。「前回の大会から切磋琢磨してきました。この大会で優勝するために全力を尽くします」

リトアニアのアルビダス・ビルバラス監督は、「我々の最大の目標はトップ6に入ることです。高い目標ですが、ぜひトップ6に入りたいですね」と語った。

デビューを飾るオーストラリアのエイドリアン・メディナ・スカル監督は、WBSCユースベースボール5ワールドカップ2023で自国を12位に導いたことを糧にしたいと望んでいた。「我々は、このすばらしいインクルーシブな種目を世界に広めるためにここにいます。オーストラリア代表チームは、この競技を発展させ、世界的な舞台で足跡を残すためにやってきました」

中国代表のファン・シャオドン監督も同様に、意気込みを熱く語った。「アジアカップでの成功以来、我々はこのワールドカップに向けてハードなトレーニングを積んできました。目標はその成果を披露し、メダルを獲得することです」

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