世界ランキング34位の南アフリカは、9月6日から15日まで中国紹興で開催される WBSC U-23 野球ワールドカップ2024に出場する24人の選手名簿と5人の非遠征予備選手を発表した。
Neil Adonis監督は、アメリカの大学野球で活躍する7人の選手に期待を寄せる。捕手の Corbin Greensladeはベセル大学、捕手のEthan Buckleyはリン・ベントン・コミュニティ・カレッジの1年生、内野手のDarian Pretorius と右投腕投手の Marcus Kriekはレイニー・リバーのミネソタ・ノース・カレッジ、右腕投手のJaryd Whiteはタイラー・ジュニア・カレッジ、右腕投手の Joshua Tribe はクラウダー・カレッジ、内野手の Kyle Schwartzはジャドソン大学の1年生だ。
Neil Adonis監督は2000年のシドニーオリンピックで南アフリカ代表として出場し、3試合に指名打者として出場した。1969年生まれの同監督は2005年から南アフリカ代表チームのコーチを務め、2009年ワールドベースボールクラシックなどさまざまな国際大会に参加した。2019年WBSCヨーロッパ・アフリカオリンピック予選では南アフリカを率いた。
彼のアシスタントコーチはJacobus Scheepers、 Lwazi Mlodndolozi 、Theo Speelman。
南アフリカ野球連盟のウェブサイトでは、同チームは「WBSC U23ワールドカップでインパクトを残し、世界の舞台で南アフリカ野球の才能の深さと多様性を体現するだろう」と記載されている。
「チームとコーチングスタッフの選考プロセスは厳格な手順に行われ、2024年全国野球選手権大会に参加した選手、州選抜、および南アフリカ野球選抜プロセスで概説されているその他のさまざまな基準が考慮される。また南アフリカ野球は毎回、最終決定を下し選手に連絡する前に、州のエリートトレーニングキャンプチームの評価を含むこれらすべての評価基準を考慮する」と記載されている。
「努力、献身、そして並外れたスキルでこの地位を獲得した才能ある選手とコーチ陣を紹介することができることを大変嬉しく思います。」と南アフリカ野球連盟のMarc Moreau会長は述べた。
南アフリカはグループBで、世界ランキング4位韓国、5位チャイニーズタイペイ、6位ベネズエラ、7位オランダ、20位ニカラグアと対戦する。
グループAには、世界ランキング1位で前回U-23優勝国日本、11位オーストラリア、12位プエルトリコ、13位コロンビア、18位イギリス、24位中国が出場する。