金曜日に行われたWBSC U-23野球ワールドカップ2024の第2球場の最終戦で、先発投手ジョルハン・ラボイを中心とした4人の投手の継投でプエルトリコはU-23世界王者で世界ランキング1位の日本を3安打に抑えた。プエルトリコの打線が初回で一気にリードを奪うとそのまま逃げ切り、6-1のサプライズ勝利を収めた。
プエルトリコは、日本の先発・谷脇弘起を相手に猛攻を仕掛ける。1番エドガルド・ロサドがヒットで出塁し、エドリック・モラレスのワンアウトで二塁打で三塁へ進むと、ルイス・ゴンザレスのセンター前ヒットで先制。さらでdツーアウトルイス・エルナンデスのタイムリー、ダニエル・フィゲロアもタイムリーで続き3点目を獲得した。
3回表、プエルトリコは4-0とリードを広げる。先頭のフェリックス・モラレスが二塁打で出塁し、ツーアウトからルイス・エルナンデスのタイムリー二塁打で追加した。
3回裏、ジョルハン・ラボイは、先頭打者の山田拓也に日本初ヒットを許した。4回裏には3四球で満塁のピンチを招いたが、浦和博を空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。
5回表、日本のマウンドには西村王雅が上がった。
プエルトリコは5回裏にラボイをシャダール・コロンがリリーフに立つ。
6回裏、日本は、2四球とヒットで満塁チャンスを作ると、コロンを相手に猛攻撃するが、ラモン・ロドリゲスがコロンに代わり浦和博をショートゴロに仕留めて危機を脱した。
7回表、プエルトリコは、エドガルド・ビジェガスとルイス・ゴンザレスのタイムリーで2点を追加した。
7回2アウトの場面で、村上裕一郎がプエルトリコの4番手ピッチャー、ルイス・メルカドからホームランを放ち日本は初得点を入れた。これが日本の3安打目だったが、これが最後となった。
メルカドは野口泰司を空振り三振に仕留めて試合は終了した。
2日目、日本は開催国の中国(世界24位)と対戦する。プエルトリコはオーストラリア(15位)と対戦する。