2024年パリオリンピックは日曜日、スタッド・ド・フランスで感動の中盛大に閉幕し、LA28オリンピックにオリンピック旗が引き渡され、野球とソフトボールの最大の舞台となるロサンゼルスに向けてのカウントダウンが始まった。
「親愛なるフランスの友人の皆様、あなた方はオリンピックに夢中になりました。そして私たちもフランスの皆さんに夢中になりました。ありがとうパリ、ありがとうフランス！」と国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長は閉会式で述べた。「私は世界の若者たちに、4年後にアメリカ合衆国ロサンゼルスに集まり、私たちともに皆で第34回オリンピック競技大会を祝うよう呼びかけたいと思います」
LA28オリンピック・パラリンピックは、現在と未来ーパリとロサンゼルスという２つの開催都市の精神を称え、この機会のための特注エンブレムアニメーションを発表した。今回のためにつくられた特別なアニメーションはフランスからアメリカへと流れる旗を表現しており、この夏にロサンゼルスがオリンピック大会史上3度目の開催都市となることを祝っている。
2028年7月14日に開幕予定のロサンゼルス2028では、東京2020に続いて野球/ソフトボールがオリンピック競技に復帰することになる。
「IOC総会で野球とソフトボールが2028年ロサンゼルスオリンピックの競技プログラムに承認されたことを大変嬉しく思います」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は昨年、野球とソフトボールが追加5競技の1つに選ばれた際に述べた。「WBSCは、特にアメリカが世界中のスポーツ界のトップ選手や大スターの出身地であることから、野球とソフトボールが何百万人ものファンをオリンピックに引き込むのに役立つと確信しています」
東京オリンピック2020では、野球の金メダルゲームがオリンピック全体で日本で最も視聴された競技となり、最終視聴率は37%、最高視聴率は44%だった。
野球は、1992年のバルセロナ大会で歴史的なデビューを果たして以来オリンピック公式種目として7度目の登場となる。それ以来、野球は1996アトランタ大会、2000シドニー大会、2004アテネ大会、2008北京大会、そして2020東京大会でも成功を収めた。
ソフトボールにとって、ロサンゼルス2028は6回目のオリンピック出場となる。1996年のアメリカのアトランタオリンピックでデビューし、その後シドニー、アテネ、北京、東京と記憶に残るオリンピックが続いた。
ロサンゼルス2028オリンピックは先日、ソフトボール競技の会場として、スポーツの最高の会場として広く知られているオクラホマシティの 13,000人収容のソフトボール パークを会場にすることを発表した。「オクラホマシティで大会を開催することで、オリンピック精神がロサンゼルスを越えて広がり、アメリカのソフトボール コミュニティの中心に祝祭をもたらすことができます」と WBSC のフラッカーリ会長は述べた。「この会場の選択は、スポーツのルーツを祝うだけでなく、より幅広い観客を巻き込み、全国的なオリンピックの雰囲気を醸成すると信じています」
