今日で男子と女子のソフトボールが競技プログラムの目玉となる中国成都開催のワールドゲームズ2025の開会まで1年となった。ソフトボールは、成都南部にある四川野球ソフトボールホッケーセンターで行われる。開会式は8月7日に予定されており、男子ソフトボールは前日の8月6日に開幕、決勝戦は8月10日に行われる。2日間をおいて女子ソフトボールは8月13日水曜日に開幕し、17日に終了する。
開催まで1年となった記念行事の一環として、2025年ワールドゲームズ成都は8月6日火曜日に中国北京で行われた記者会見を行い、「限界のないスポーツ、数えきれないほどの驚き」というスローガンとマスコットのシュバオとジンザイを発表した。
マスコットのシュバオとジンザイのデザインは、首都成都がある四川省のジャイアントパンダとキンシコウからインスピレーションを得ている。これらのマスコットは、TWGの環境保護と持続可能性への取り組みに沿って、希少動物と生物多様性の保護についての意識を高めるために制作された。
ジャイアントパンダのマスコット、シュバオの耳の内側には成都市の花であるハイビスカスが描かれており、金色の鼻猿のマスコット、ジンザイの耳は三星堆遺跡から出土された遺物から形を変えたものだ。中国の四大錦織の一つである舒錦で織られた衣装には、澄んだ水と青々とした山々が描かれ、その上の文化的な模様は中国の文化遺産の象徴である太陽と仙鳥の金飾りを体現している。
男女ソフトボール競技にはそれぞれ8チームが出場する。 2024年12月31日時点のWBSC/KONAMI男子ソフトボール世界ランキングとWBSC/KONAMI女子ソフトボール世界ランキングの上位6チームは、ワールドゲームズ2025への自動出場権を獲得し、大会開催国である中国も両競技への自動出場権を獲得する。最後の出場権は、2025年1月31日までにWBSCからワイルドカードとして授与される。
