開催まであと1か月 WBSC女子野球ワールドカップ が再びサンダーベイで開催
28/06/2024 1 記事を読む目安時間

開催まであと1か月 WBSC女子野球ワールドカップ が再びサンダーベイで開催

カナダでは2004年と2012年にWBSC女子野球ワールドカップ、昨年はサンダーベイでWBSC女子野球ワールドカップ・グループBが行われた。サンダーベイは2010年と2017年にU-18野球ワールドカップも開催している。

7月28日から8月3日まで開催されるカーネクスト presnts WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージのサンダーベイ開催で、またカナダにワールドカップが戻ってくる。

カナダはWBSC女子野球ワールドカップを過去2度(2004年の第1回大会と2012年大会)開催、2023年にはカナダ日本はWBSCの新しい2ステージ制の下で行われる第1回大会で、2つのグループを主催した。

第9回 WBSC女子野球ワールドカップ・ファイナルステージが開幕まで、ちょうど30日に迫った。

2004年と2012年に女子野球ワールドカップがアルバータ州エドモントンで開催された。カナダはいずれも銅メダルで、2004年はアメリカと日本に、2012年は日本とアメリカに次ぐ成績だった。

2023年にグループAを成功させたオンタリオ州サンダーベイが、2024年のファイナルステージ開催地となる。

比較的小さな都市(人口約11万人)ではあるがスペリオル湖畔のアメリカ国境から北にわずか1時間のサンダーベイは、WBSC開催地として長い歴史を持ち、2010年7月の第24回U-18野球ワールドカップ、2017年9月の第28回U-18野球ワールドカップを開催した。サンダーベイ市長のケン・ボシュコフ氏は、「2024年WBSC第9回女子野球ワールドカップファイナルステージを開催できることを大変喜ばしく、誇りに思います。サンダーベイは、野球の国際大会を開催する最も素晴らしいホストの1つとして高い評価を得ており、この15年間でこの地域で開催される野球の世界大会は3回目となります。私たちは、選手、コーチ、観客がその経験を楽しみ、彼女たちの活躍が世界中の若い女の子たちのインスピレーションの源となることを確信しています」とコメントした。

「サンダーベイは、野球の国際大会の開催地として最高の評価を得ています」

サンダーベイ  ケン・ボシュコフ市長

サンダーベイでは、2010年にチャイニーズ・タイペイが優勝し、2017年にはアメリカがU-18野球世界王者となった。カナダは両大会とも表彰台を逃した。

U-18野球ワールドカップはサンダーベイに貴重な記録を残している。2017年の開催期間中、サンダーベイ国際空港は歴代月間旅客数の記録を更新。9月1日の開幕に先立ち海外のファンやチームが8月下旬に集中的に到着し、歴史的な月間最高旅客数(81,003人)を記録した。

カーネクスト presents 女子野球ワールドカップファイナルステージは、サンダーベイのポートアーサースタジアムで開催され、世界ランキング1位の日本、2位のチャイニーズ・タイペイ、3位のベネズエラ、4位のアメリカ、5位のメキシコ、7位のカナダが8月1日まで総当たり戦を行う。

休息日をはさんで上位2チームが決勝、3位と4位のチームが3位決定戦を行う。

決勝と3位決定戦は8月3日(土)に予定。

前大会の2018年9月1日の決勝では日本がチャイニーズ・タイペイを破り、女子野球ワールドカップ王者に輝いた。

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