ダルビッシュ有  日本人投手初のメジャー通算2000奪三振を達成
24/09/2024 1 記事を読む目安時間

ダルビッシュ有 日本人投手初のメジャー通算2000奪三振を達成

38歳の右腕・ダルビッシュは、輝かしいキャリアの中でまた新たな節目を迎えた。

ダルビッシュ有が、メジャーリーグ(MLB)で日本人投手初の通算2000奪三振を記録した。

サンディエゴ・パドレスの右腕・ダルビッシュ有は、9月22日(日)のパドレス対シカゴ・ホワイトソックス戦で、3回表をルイス・ロバート・ジュニアを変化球で空振り三振に仕留め、パドレスに 4-2で勝利した。

2008年北京オリンピック4位の日本代表で出場したダルビッシュはワールドベースボールクラシック2009でも日本代表としてプレーし、決勝の韓国戦ではセーブ機会を逸したものの勝利を挙げた。

ダルビッシュは2023年ワールドベースボールクラシックで侍ジャパンのベテラン投手としてロースター入りし、ブルペンから6回を投げ、勝利に貢献した。

ダルビッシュ有は1986年8月16日、大阪府羽曳野市で生まれ。イラン人の父ファルサッド・ダルビッシュセファトは、アメリカのエッカード大学で母の郁代と知り合った。

野球の強豪、仙台市北部の東北高校でプレー。2004年3月26日の熊本工業高校戦で初のノーヒットノーランを達成。

日本プロ野球(NPB)の北海道日本ハムファイターズが2004年11月にダルビッシュをドラフト指名。パ・リーグMVP2回(2007年、2009年)、沢村栄治賞最優秀投手賞(2007年)、パ・リーグ奪三振王3回を獲得。ファイターズを2006年の日本シリーズ優勝に導いた。ダルビッシュのNPBでのキャリアは93勝、1250奪三振を記録。

2011年12月、MLBのテキサス・レンジャーズが5170万ドルでダルビッシュの独占交渉権を獲得し、2012年1月、6,000万ドルの6年契約で合意した。

MLB時代のダルビッシュはシカゴ・カブス、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレスでもプレー。オールスターゲームに5度出場し、2020年にはナショナル・リーグの勝利王、2013年にはアメリカン・リーグの奪三振王に輝いた。通算109勝、2,003奪三振。

MLB+NPBを合わせると202勝、3,253奪三振。

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