WBSC U-23 野球ワールドカップ 2024 大会前の記者会見 監督らが紹興の歓迎を称賛
05/09/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC U-23 野球ワールドカップ 2024 大会前の記者会見 監督らが紹興の歓迎を称賛

日本、台湾、ベネズエラは「勝つため」に紹興に来たと宣言した。オーストラリア、コロンビア、韓国は「大きな期待」を抱いている。ニカラグアは政府から前例のない支援を得た。記者33人とカメラマン27人に報道関係者が集まった。

9月6日から15日まで紹興市野球ソフトボールスポーツ文化センターで開催される WBSC U-23野球ワールドカップ 2024の前夜、大会前記者会見で参加12チームの監督らが記者会見に出席し、主催者と開催会場からのあたたかい歓迎を感謝した。

司会の Audrey Moから12 人の監督に開催都市の紹興市についてコメントを求められると、監督陣らは古代の遺跡と近代的な建物が見事に融合しているというの熱烈なフィードバックを寄せた。

「そういう意味ではロンドンを思い出させます」とイギリスのJonathon Cramman監督は語った。

「この街は美しく、緑豊かで清潔です」と南アフリカの 監督、Neil Adonisは付け加えた。

中国代表の監督、Wei Li氏は「街が美しいだけでなく、人々はやさしいですね。そして球場は国内最高レベルです」と語った。

日本、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラは、それぞれ「勝利する」という唯一の目標を語った。

「チームのほとんどが入れ替わりましたが、2022年に続きぜひ連覇します」と日本の川口朋保監督は自信をのぞかせた。

「私達は大変長い間準備し、勝利するに、この地に来ました」と、1992年バルセロナオリンピックの銀メダリストでチャイニーズタイペイ監督の Chien-Fu Kuo-Lee氏は付け加えた。「もちろん、まず最初の目標はスーパーラウンドにする進出することです」

「祖国を代表できることは光栄です。誇りを持って臨みたいと思います」とベネズエラ代表のRobert Perez選手は語った。「準備期間は短かったですが、選手たちはベネズエラでの大会を終えたばかりで、試合に向かう準備ができています。私たちは勝つためにここにいます」

ニカラグアの監督、 Anibal Vegaは、政府からの支援に心から感謝した。「私たちはニカラグアで8週間、ここアジアで2週間練習しました。地元のプロチームや侍ジャパンと対戦する機会もありました。このような機会は今までになかった事で、その経験を最大限に活用したいと思います」

オーストラリア、コロンビア、韓国はこの大会に「大きな期待」を抱いていると宣言した。

「準備期間は短かったが、非常に厳しいものだった」とAustraliaのShayne Watson監督は語った。「選手たちは素晴らしいキャンプでの準備をしてこの大会に臨んでいます」

「われわれの準備期間は短く、この大会のみに焦点を当ててきましたが、いまはスーパーラウンド進出に集中します」とコロンビアの Neder Horta監督は語った。

我々は一生懸命準備してきました。まずはスーパーラウンドに進出したいです。」と韓国のTae-Won Choi監督は付け加えた。

「ここにいられることは、かけがえのない喜びです」とPuerto RicoのJuan Gonzalez監督は語った。「準備期間は短かったが、懸命な練習し、試合に向かう準備ができています」

オランダ代表のSidney De Jong監督は、チームは昨年夏の予選以来、ワールドカップに向けて準備してきたと語った。「オランダの選手たちとずっと練習してきました。紹興には2日間滞在しており、試合が待ちきれません」

Neil Adonis監督は、南アフリカの選手たちが中国に来た目的は「野球への情熱と献身を示すためで、まず競争力をつけたいと思います。私達の準備の条件は他のチームとは違っていたと思います。南アフリカは今冬のシーズンに入っています」と語った。

記者33人とカメラマン27人が集まった地元報道陣は、両国にとってWBSC U-23野球ワールドカップ初出場となるイギリスと中国の試合についての質問で記者会見を締めくくった。

「言い尽くせないほどの名誉です」とCramman監督は語った。「選手たちは、開会式の後にファンでいっぱいの美しいスタジアムでプレーしたことを忘れないでしょう」

Wei-Li 監督はチームの目標に焦点を当てた。「選手たちを成長させ、チームとして団結できることを証明したい。もちろん、できるだけ多くの試合に勝ちたいと思っています」

2人の左腕投手が登板する。イギリスは Oliver Duthieが先発し、中国は Xiang Wangが登板する。

午前に始まる第1試合では、南アフリカのRobert Whiteとニカラグアの Axel Zapataが先発する。第2試合では、右腕投手のKy Jackson(オーストラリア)と Davis Acevedo(コロンビア)が登板する。

午後の試合では、オランダ(右腕・Naut Kragt)対ベネズエラ(右腕投手のJosé Guzman)、韓国(左腕・Taehyun Kim)対チャイニーズ・タイペイ(右腕・Jia Huei Zeng)の対決となる。

ナイトゲームでは、日本の右腕・谷脇弘起がプエルトリコの左腕投手 Jorhan Laboyと対峙する。