元メジャーリーグベースボール(MLB)外野手ロバート・ペレス氏が、WBSC U-23野球ワールドカップ2024でベネズエラの監督を務める。55歳の同監督は、プロ野球で充分な経験を積んだ24人の選手を選出した。
登録されている投手のうち7人はマイナーリーグベースボール(MiLB)の経験があり、その中にはピッツバーグ・パイレーツでプレーし、クラスAアドバンスレベルに達した右腕投手のCarlos Camposも含まれる。右腕投手のWilker Palmaはテキサス・レンジャーズで2シーズンを過ごし、ベネズエラ・プロフェッショナル・ウィンター・リーグ(LVBP)の前回大会でマガリャネス・ナベガンテスの7試合に出場した。右腕投手の Adrian Lunaはサンディエゴ・パドレスで2年間過ごした後、LVBPでマルガリータのブルペンから11試合に出場した。右腕投手の José Guzman と Juan RomeroもすでにLVBPでデビューしている。
8人の野手はMiLB経験者だ。遊撃手の Brainer Bonaciは2019年から2023年までボストン・レッドソックスで297試合に出場し、そのうち16試合はダブルAだった。
もう一人の中堅手、Daniel Castilloは、2018年から2021年にかけてミルウォーキー・ブルワーズでマイナーリーグ145試合に出場し、そのうち4試合はダブルAでプレーした。
内野手のPedro Martinezは、シカゴ・カブスとフィラデルフィア・フィリーズでマイナーリーグ282試合に出場しており、そのうち53試合はダブルAで出場している。
外野手Cesar Idrogoは、2019年から2023年までクリーブランド・インディアンスでマイナーリーグ191試合に出場しており、そのうち20試合はダブルAでプレーした。
元MLBおよびNPB内野手の故のJosé Castilloの息子で内野手のLewis Castilloはニューヨーク・メッツ傘下で4シーズンを過ごした。
ペレス氏は、WBSC U-23 野球ワールドカップ 2020 で優勝したベネズエラ代表チームで一塁コーチと打撃コーチを務めた。彼のコーチングスタッフには、2022年から引き続き投手コーチを務めるErick Perez氏、アシスタントコーチのNestor Smith氏とErnesto Leon氏がいる。
世界ランキング6位のベネズエラはグループBで、同4位の韓国、同5位のチャイニーズタイペイ、同7位のオランダ、同20位のニカラグア、同34位の南アフリカと対戦する。
グループAには、1位日本、11位オーストラリア、12位プエルトリコ、13位コロンビア、18位イギリス、24位中国が対戦する。