ロバート・ペレス監督   WBSC U-23 野球ワールドカップで経験豊富なベネズエラ代表を起用
29/08/2024 1 記事を読む目安時間

ロバート・ペレス監督 WBSC U-23 野球ワールドカップで経験豊富なベネズエラ代表を起用

55歳の元MLB外野手が選んだベネズエラ代表選手のほとんどはマイナーリーグでの経験がある。

元メジャーリーグベースボール(MLB)外野手ロバート・ペレス氏が、WBSC U-23野球ワールドカップ2024でベネズエラの監督を務める。55歳の同監督は、プロ野球で充分な経験を積んだ24人の選手を選出した。

登録されている投手のうち7人はマイナーリーグベースボール(MiLB)の経験があり、その中にはピッツバーグ・パイレーツでプレーし、クラスAアドバンスレベルに達した右腕投手のCarlos Camposも含まれる。右腕投手のWilker Palmaはテキサス・レンジャーズで2シーズンを過ごし、ベネズエラ・プロフェッショナル・ウィンター・リーグ(LVBP)の前回大会でマガリャネス・ナベガンテスの7試合に出場した。右腕投手の Adrian Lunaはサンディエゴ・パドレスで2年間過ごした後、LVBPでマルガリータのブルペンから11試合に出場した。右腕投手の José Guzman と Juan RomeroもすでにLVBPでデビューしている。

8人の野手はMiLB経験者だ。遊撃手の Brainer Bonaciは2019年から2023年までボストン・レッドソックスで297試合に出場し、そのうち16試合はダブルAだった。

もう一人の中堅手、Daniel Castilloは、2018年から2021年にかけてミルウォーキー・ブルワーズでマイナーリーグ145試合に出場し、そのうち4試合はダブルAでプレーした。

内野手のPedro Martinezは、シカゴ・カブスとフィラデルフィア・フィリーズでマイナーリーグ282試合に出場しており、そのうち53試合はダブルAで出場している。

外野手Cesar Idrogoは、2019年から2023年までクリーブランド・インディアンスでマイナーリーグ191試合に出場しており、そのうち20試合はダブルAでプレーした。

元MLBおよびNPB内野手の故のJosé Castilloの息子で内野手のLewis Castilloはニューヨーク・メッツ傘下で4シーズンを過ごした。

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ペレス氏は、WBSC U-23 野球ワールドカップ 2020 で優勝したベネズエラ代表チームで一塁コーチと打撃コーチを務めた。彼のコーチングスタッフには、2022年から引き続き投手コーチを務めるErick Perez氏、アシスタントコーチのNestor Smith氏とErnesto Leon氏がいる。

世界ランキング6位のベネズエラはグループBで、同4位の韓国、同5位のチャイニーズタイペイ、同7位のオランダ、同20位のニカラグア、同34位の南アフリカと対戦する。

グループAには、1位日本、11位オーストラリア、12位プエルトリコ、13位コロンビア、18位イギリス、24位中国が対戦する。