日本ソフトボール協会の新会長に牧島かれん氏が選出された。前任は2020年から2024年まで在任し現在は名誉会長を務める三宅豊氏。2024年6月の日本ソフトボール協会の評議会・理事会で発表された。
牧島氏(47)は2012年から衆議院議員で、デジタル担当大臣、行政改革担当大臣、規制改革担当大臣、サイバーセキュリティ戦略本部担当大臣を歴任した。
自由民主党に所属し、幹事長代理、インターネットメディア局長などを務める。米国留学中はNHKワシントンD.C.でドキュメンタリー番組のコーディネーターを務めた。
1995年に横浜双葉高校を卒業後、2000年に国際基督教大学で社会科学の学士号、2001年にジョージ・ワシントン大学で政治管理の修士号を取得。また、イェール大学のウーマンズ・キャンペーン・スクールにも通い、2008年に国際基督教大学で政治学と行政学の博士号を取得した。
日本ソフトボール協会会長に就任した牧島氏は、日本ソフトボール協会を率い、LA28オリンピックに向けて女子日本代表チームをサポートし、これまでアメリカしか成し遂げていない3大会連続金メダルを目指す。
牧島氏は、「この度、2024年6月より日本ソフトボール協会の会長に就任することになりました。前会長の退任に伴い、仲間からの推薦を受け、日本のソフトボールの未来のために尽力することを決意しました。私は政治活動も行っており、2021年と2022年には最年少でデジタル担当大臣を務めましたが、女性も男性も目標を達成できると信じていますし、女性のエンパワーメントはスポーツでも政治でも重要です。また、私は組織のガバナンスと透明性に尽力しており、会長としてこれらの仕事に取り組んでいく所存です」とコメントした。
「日本には全国各地こどもから大人までさまざまな年齢のソフトボール団体がありますし、ワールドカップで優勝した世界王者チームもあり、ソフトボールは国民的スポーツのひとつとして位置づけられています。これからも広く国民に愛されるソフトボール選手、ソフトボールチームの普及を目指します。女子金メダリストとしての誇りを胸に、皆様のご指導のもと、世界中にソフトボールのファン、サポーターが増えることを願っています。皆さんのご健闘をお祈りします」
先日イタリアのカスティオン・ディ・ストラーダで開催されたWBSC女子ソフトボール・ワールドカップ・ファイナル2024で優勝し、新たに世界チャンピオンに輝いた女子日本代表チームを、牧島会長は日本ソフトボール協会一同とともに歓迎した。
JSA役員名簿 :
会長: 牧島かれん
副会長: 宇津木妙子、宇津木麗華、伊東 秀仁
専務理事: 岡本友章
常務理事: 鈴木 俊一、磯谷 理義、西康弘、西 康弘、瀬戸山 章、神谷 和宏、八田 祥孝、松田和弘
理事: 佐々木 幸治、亀田 正隆、杉本 義彦、谷田 圭司、木田 京子、鈴木 優子、岩崎 眞美、佐藤 理恵、倉俣徹、岡田理恵、清水光、山田博子
監事: 上村 知裕、鈴木 利夫、赤城 陽一
事務局長: 矢端信介