世界No.1の日本は、No.21のスペインを10-0の6回コールドで完封した。日本は、馬淵史郎監督が予告していた通り、安定したピッチングとスムーズな守備、印象的なスピード、そして試合の後半に長打を使うという技術をすべて披露した。
日本は、スペインの先発フアン・サラザールが1回裏に許した連続四球を最大限に利用した。U-18侍は犠打で走者を進め、指名打者・森田大翔の犠飛で得点、失策で1点を追加し、捕手・緒方漣の適時打で3-0とした。
2回、スペインのマウンドにはエリア・ジェロニモが上がった。一塁手の寺地隆成が三塁打を放ち4-0とし、さらに中堅手の丸田湊斗のタイムリーで5点目を入れた。
ジェロニモはノーアウトのままジョルディ・モレノに交代。森田と右翼手の知花慎之介が適時打を放って8-0にリードを広げた。
6回裏、二塁手の緒方漣が2点適時三塁打で10点差となりコールド勝利が決まった。
侍の先発・東恩納蒼は2イニング投球、1四球、4奪三振。スペインはリリーフの武田陸玖から初ヒットを放ち、サブマリン矢野海翔から2本目を放った。
スペインは9月2日(金)14:30から2位アメリカと、日本は11位パナマと対戦する。