日本がニカラグアを圧勝 スーパーラウンド2位に浮上
13/09/2024 1 記事を読む目安時間

日本がニカラグアを圧勝 スーパーラウンド2位に浮上

前大会王者・日本が圧勝。先発投手の笹森公輔は、ニカラグア打線にチャンスを与えなかった。侍打線は、山田拓也の2ランホームラン、浦和博のランニングホームランを含む10安打を記録した。

日本(世界ランク1位)は金曜日にニカラグア(17位)を9-1 で圧倒し、WBSC U-23野球ワールドカップ2024スーパーラウンドの単独2位についた。

右腕の笹森公輔は5回を投げ、わずか3安打に抑えた。ニカラグアの6投手を投入したが侍打線を止めることができなかった。日本は10安打を記録し、山田拓也の2ラン本塁打や、ピンチヒッターの浦和博のランニング本塁打でその実力を見せつけた。

日本は右腕アンヘル・カナレスを相手に先制。山田拓也が野選で1塁に到達、カナレスは今里凌に四球でチャンスを作ると、2アウト高橋隆慶がタイムリー二塁打を放ち、前大会王者・日本が先制した。

ランナー二、三塁のチャンスがまだあったが、吉川海斗がセカンドゴロに倒れ得点にはつながらなかった。

2回、先頭の西村進之介が出塁。暴投で2塁へ進み、1アウトで3塁に到達。カナレスは2アウトをストライクで取ったが、山田拓也が2球目を叩きつけて右翼越え2点本塁打を放った。

今里凌がシヒットで出塁すると、ニカラグアはカナレスから右腕のジャレッド・アルビアを救援に呼び、フライアウトでピンチを回避した。

3回裏、先頭のエンマニュエル・アブルトがこの試合ニカラグア初のヒットを放った。彼は犠打で2塁に進んだが、それ以上は進めなかった。

4回、西村進之介は四球で出塁、アルビアーは相羽寛太に四球を出し、カルロス・ロドリゲスに交代。左腕・ロドリゲスは1球で有馬諒と山田拓也を合わせてわずか2球で凡退に仕留めた。

5回表、日本は、2アウトでロドリゲスから4得点を奪いリードを重ねた。野口泰司がヒットで出塁し、ボークで前進。ニカラグアは高橋に故意四球で走者一、二塁のチャンスとなると。吉川海斗が右中間を破る安打を放ち、野口が生還。高橋は3塁へ進み、吉川はこのプレーで2塁へ。さらに西村の浅い右中間への二塁打で両走者が生還した。

ニカラグアはブルペンから右腕フランシスコ・ロブレトを呼んだが、相羽はロブレトの5球目に右中間への適時打を放ち、日本のリードを7-0に広げた。

6回裏、ニカラグアは、リリーフの佐藤亜蓮を相手に得点に絡んだ。右腕の佐藤は先頭から2打者に死球を出し、さらに暴投で進塁を許した。ニカラグアはオドラニエ・マラモロスのセカンドゴロで得点し1点を返した。

7回表、2アウトランナー二塁の場面で、ピンチヒッターの浦和博がリリーフのシェロン・カヤッソの初球をセンター前に飛ばすと、ホップのミスで打球はフェンスまで届き、浦は俊足で一気に本塁まで走りランニングホームランとなった。

日本は松田航瑠が7回に登板し試合を締めた。

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日本(3勝1敗)はプエルトリコに次ぐ2位となり、14日(土)19時(現地時間)から韓国(世界6位)と対戦してスーパーラウンドを終える。ニカラグア(2勝2敗)は同時刻に中国(24位)と対戦する。