WBSC eスポーツ史上最大のトーナメントの舞台がほぼ整った。
ヒューガン WBSC eプレミア12 2024は、10月26日にアメリカのローリー(ノースカロライナ州)で開幕し、11月23日に日本の東京で決勝戦が行われる。 WBSC eBASEBALL™: パワフルプロ野球に参加する12人のベストプレーヤーが、世界一の座をかけて争う。
ヒューガン WBSC eプレミア12に参加する12名のプレーヤーは、オンライン予選や世界中の国や都市で開催される対面トーナメントなど、複数の段階を経て予選を通過する。大会に参加する選手は日本、チャイニーズ・タイペイ、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなど世界各国から集まった。
eプレミア12への出場が決定しているのは現在12人中7人。3月にスイス・ローザンヌで開催されたWBSC eBaseball™ シリーズ 2023 ワールドファイナルで優勝した日本の現世界王者SHORA、6月に東京で開催された第1回グローバル予選プレーオフで優勝した日本のNEGRAY、9月中旬にメキシコシティで開催されたメキシコファイナルで優勝したメキシコのBen Zen、 9月に東京で開催された第2回グローバル予選プレイオフで優勝した日本のTOMOKUN、9月に新北市Esports Baseで開催された TLLB eプレミア12 チャイニーズタイペイファイナルで出場権を獲得したチャイニーズタイペイのCMWANGとSHE SHE、そして先週末に東京ゲームショウで開催された日本決勝大会で優勝した日本のDOIYA。
今後開催される地域予選大会とワイルドカード選考によって、さらに5人の予選通過者が決定する。
eプレミア12 ヨーロッパ予選決勝は10月5日にイタリアのウディネにあるブルーエナジースタジアムで行われ、ヨーロッパから1名のプレイヤーがヒューガン eプレミア12への出場権を手にする。
eプレミア12アメリカ予選決勝は10月25日、アメリカ・ローリー(ノースカロライナ州)のノースカロライナ州立大学ゲーミング&エスポート・ラボで開催。アメリカから2名の選手がヒューガン eプレミア12へと駒を進めることになる。
ワイルドカード
ワイルドカード2枠は以下のように決定。
- アメリカを拠点とするパワフルプロ野球コミュニティーの目覚ましい成長と参加を称え、アメリカ予選3位の選手へ。
- 台湾を拠点とするパワフルプロ野球コミュニティの目覚ましい成長と活躍を称え、チャイニーズ・タイペイ予選3位の選手へ。
eプレミア12 オープニングラウンド
グループAは10月26日から27日にかけてアメリカのローリー(ノースカロライナ州)にあるノースカロライナ州立大学ゲーミング&エスポーツラボで、グループBは11月2日から3日にかけて台湾の新北市New Taipei City Esports Baseで開催される。
2つのグループは以下のとおり。
グループA:Ben Zen、アメリカ予選2名、ヨーロッパ予選2名、ワイルドカード2名
グループB:SHORA、NEGRAY、Tomokun、CMWANG、SHE SHE、DOIYA
2024年10月6日、6人の各グループはパワーランクに応じて3人ずつの2つのプールに分かれ、グループ戦1日目に総当たり戦を行う。全選手が2日目の勝ち抜きトーナメントに進む。各グループから2名が東京で開催されるスーパーラウンドに進出する。
eプレミア12スーパーラウンドは11月21日15:00(現地時間)より東京で開催。オープニングラウンドを勝ち抜いた各グループ2名の計4名が、東京・コナミクリエイティブセンターにラウンドロビン戦(総当たり)を行う。
ラウンドロビンの3位と4位の選手は、コナミクリエイティブセンターで行われる3位決定戦に出場し、1位と2位の選手は、11月23日に東京ドームで開催される『ラグザス presents WBSC プレミア12 2024』の日本スーパーラウンドの試合前ショーの一環として行われる優勝決定戦に出場する。
賞金
優勝者はWBSC eBaseball™世界チャンピオン2024となる。WBSCが設定した賞金は4人の決勝進出者で分け合うことになるが、優勝者は総額20,000米ドルのうち、最も多い20,000米ドルを手にする。
大会の模様は、複数のプラットフォームを通じて生中継される予定。