2023年ワールド・ベースボール・クラシックで世界一に輝いた日本を率いた栗山英樹監督が、5月31日に侍ジャパンの任期が終了し、日本の報道陣に退任会見を行った。
「2021年12月に就任してから、長かったのか短かったのかわかりませんが、結果的に（ワールド・ベースボール・クラシックを）優勝することができました。機会を与えていただいたことに感謝しています」と語った。
侍ジャパンの2023年ロースターは歴代最強と言われた。「強いチームと思ってやってきました。選手たちが自分を捨てて日本野球のために集まってくれたことを心から感謝しています」
栗山監督は、ワールド・ベースボール・クラシックのタイトルが持つレガシーを強調した。「2023年の大会に出場した選手たちは、2006年と2009年に日本が優勝したのを見て育ちました。彼らが成し遂げたことは、次の世代に影響を与えるでしょう。いつか、今高校生や中学生になっている選手たちが、2023年大会のチームに刺激を受けたと言ってくれるんじゃないでしょうか」
