前大会優勝の日本がWBSCプレミア12の出場選手を発表
09/10/2024 1 記事を読む目安時間

前大会優勝の日本がWBSCプレミア12の出場選手を発表

28人の選手のうち、源田壮亮を含む7人が侍ジャパンのワールドベースボールクラシック優勝に貢献、ベテラン遊撃手でユーティリティの栗原陵矢は東京2020の金メダルチームだった。井端弘和監督が契約を延長し指揮官として続投する。

世界No.1の日本は、ラグザス presents WBSCプレミア12 2024で2連覇を目指す28人の出場選手を発表した。チームは日本プロ野球(NPB)球団と契約している選手で構成されている。

選手発表の前に、侍ジャパンは井端弘和監督の契約更新を報道陣に伝えた。今シーズン、WBSC U-15ベースボールワールドカップで日本を優勝に導いた井端監督は、2026年のワールドベースボールクラシックまでチームを率いることになる。

第3回WBSCプレミア12に出場する28選手は以下の通り。

投手(13)大勢(読売ジャイアンツ)、隅田知一郎(西武ライオンズ)、伊藤大海(日本ハムファイターズ)、高橋宏斗(中日ドラゴンズ)、戸郷翔征(巨人)、早川隆久(楽天イーグルス)、才木浩人(阪神タイガース)、 藤平尚真(楽天イーグルス)、鈴木昭汰(千葉ロッテマリーンズ)、清水達也(中日ドラゴンズ)、鈴木翔天(楽天イーグルス)、北山亘基(日本ハムファイターズ)、横山陸人(千葉ロッテマリーンズ)
捕手(3)古賀悠斗(西武ライオンズ)、坂倉将吾(広島カープ)、佐藤都志也(千葉ロッテマリーンズ)
内野手 (7) 牧秀悟(横浜ベイスターズ)、吉川尚輝(読売ジャイアンツ)、源田壮亮(西武ライオンズ)、栗原陵矢(福岡ホークス)、紅林弘太郎(オリックス・バファローズ)、岡本和真(読売ジャイアンツ)、小園海斗(広島カープ)
外野手 (5) 森下翔太(阪神タイガース)、五十幡亮汰、万波中正(北海道ハムファイターズ)、佐野恵太(横浜ベイスターズ)、辰己涼介(楽天ゴールデンイーグルス)

ベテラン遊撃手の源田とユーティリティの栗原は、東京2020オリンピックで金メダルを獲得した日本チームの一員。源田はワールドベースボールクラシック2023と侍ジャパンシリーズ 日本vs欧州選抜2024に出場。投手の太田、伊藤、高橋、戸郷、内野手の牧、岡本は、ワールドベースボールクラシック2023で日本の優勝に貢献し、隅田(投手)、古賀(捕手)、坂村(捕手)、紅林(内野手)、万波(外野手)は、侍ジャパンシリーズ 日本vs欧州選抜2024に出場した。

侍ジャパンは、注目の五十幡端亮汰を含む10選手が初めて代表に選ばれた。

井端は「五十幡のスピードに期待しています。代走で躊躇なく盗塁や次の塁を狙えるので積極的にプレーして欲しいです」と期待を寄せた。

「監督就任の打診を受けた時の“長く日本の野球が強くなり続けるために”“1人でも多くの国際大会を”というスタンスでしたので、若い選手も入れました」

井端のスタッフは、金子誠(ヘッドコーチ)、吉見一起(投手コーチ)、村田善則、梵英心(内野守備・走塁コーチ)、亀井善行(外野守備・走塁コーチ)。

WBSC Premier12 presented by RAXUS

WBSCプレミア12は30日後の11月9日、メキシコのグアダラハラとテピックでグループAが開幕する。開催国のメキシコ(世界2位)は、ベネズエラ(4位)、アメリカ(5位)、オランダ(7位)、プエルトリコ(8位)、パナマ(10位)と対戦する。

日本はグループBに入り、11月13日にバンテリンドーム名古屋でオーストラリア(現在世界ランク15位)対戦する。グループBはそのほか、チャイニーズタイペイ(2位)、韓国(6位)、キューバ(9位)、ドミニカ共和国(12位)が出場する。日本はWBSCプレミア12優勝とオリンピック金メダル保持チームであり、また、U-15、U-18、U-23の現王者でもある。11月9日、10日にバンテリンドーム名古屋で開催されるラグザス 侍ジャパンシリーズでは、世界14位のチェコと対戦する

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