ベネズエラで開催されたベースボール5パンアメリカン選手権大会と6月に開催されたベースボール5フランス国際大会の結果を含むWBSC/KONAMI ベースボール5世界ランキング最新版が発表され、1位のチャイニーズ・タイペイに次いで、世界王者のキューバが世界3位から2位に浮上した。
キューバ、メキシコ、ベネズエラはベースボール5 パンアメリカン選手権大会で上位3位に入り、10月7日から12日まで中国の香港で開催されるWBSC ベースボール5 ワールドカップ2024への出場権を獲得した。4番目の参加チームであるプエルトリコは2023年1月12日の第1回ランキング33位以来のランクイン復活となった。
一方、ベースボール5フランス国際大会で世界ランキング25位のスペインを破り二連覇を果たしたフランスは世界ランキング4位を維持。リトアニアも出場したトゥールーズのこの大会ではサウジアラビアがベースボール5国際大会デビューを果たし、WBSC/KONAMI ベースボール5世界ランキングにも初めてランクインした。
1位のチャイニーズ・タイペイは、2022年と2024年のベースボール5アジアカップと2023年のユース・アジアカップで優勝、WBSC ベースボール5ワールドカップ2022で3位のポイントも合わせて3,306ポイントを獲得し、WBSC/KONAMI ベースボール5ワールドランキングの首位を維持した。
チュニジアは2位から順位を下げて3位、日本は5位。
南アフリカは6位、メキシコと韓国は順位が入れ替わり、メキシコが7位(1,896ポイント)で8位の韓国(1,811ポイント)を抜いた。中国とリトアニアはそれぞれ1,476ポイントと1,342ポイントで9位と10位。
最も躍進したのはベネズエラ(1,127ポイントを獲得)で、マレーシアとケニアを抜いて13位に浮上。
WBSC/KONAMIのベースボール5世界ランキングは、ベースボール5の高まる人気を反映し前回(2024.05.16発表)の48から初めて50の代表チームがランクイン(過去最多は2023.12.31発表の49チーム)した。すでに揃うオリンピック5大陸のリストにプエルトリコとサウジアラビアが加わった。世界ランキングで1位を獲得した初のヨーロッパチームはフランス、アフリカの国で過去最高のランクについたのはチュニジア(2位)である。