オーストラリア  WBSC U-23野球ワールドカップに出場するロースターを発表
22/08/2024 1 記事を読む目安時間

オーストラリア WBSC U-23野球ワールドカップに出場するロースターを発表

シェイン・ワトソン監督は、プロと大学の選手でロースターを編成。投手のウィル・シェリフとブレイク・タウンゼントは、オーストラリア代表としてワールドベースボールクラシック2023に出場した。

オーストラリアのシェイン・ワトソン監督は、WBSC U-23野球ワールドカップ2024に出場する才能あふれるロースターを発表した。

世界ランキング11位のオーストラリアは、強力な投手陣を擁する。左腕のウィル・シェリフとブレイク・タウンゼントは、ワールドベースボールクラシック2023のオーストラリア代表。右腕アダム・ベイツはボストン・レッドソックスでプレー。同じく右打者のカイ・ジャクソンは、日本の社会人野球リーグでプレーしていた。

ロースター最年少の右腕アリ・タナーは、WBSC U-18野球ワールドカップ2023で活躍(現在アリゾナ州立大学)した。その他の大学投手は、右腕ジャック・ウォーターズ(イースタン・ケンタッキー大学)、右腕スチュアート・サーリー(スリー・リバーズ大学)、左腕ケイレン・ハムソンとクーパー・モーガン(NAIAのカンバーランズ・ペイトリオッツ)、右腕マダックス・スティビー(サン・ジャシント・ジュニア・カレッジ)、右腕スチュアート・サーリー(スリー・リバーズ大学)。

シドニー・ホワイトソックスの右腕ディラン・クラーク、ウォーターズ、タウンゼントは、WBSC U-23野球ワールドカップ2022にオーストラリア代表として出場した。

また、ベイツとスティーヴィーは過去2回のWBSC U-18野球ワールドカップでオーストラリア代表を務めた経験があり、ホール、ジャクソン、モーガン、シェリフはWBSC U-18野球ワールドカップ2019の投手だった。

ポジションプレーヤーにも注目すべき有望株が何人かいる。

捕手のザック・スキナー(ピッツバーグ・パイレーツ)、内野手のバイロン・アームストロング(サンフランシスコ・ジャイアンツ)Bジェイ・クック(オークランドA's)、外野手のソロモン・マグワイア(パイレーツ)はプロ野球でプレーしている。

ブレイク・キャビル(一塁手)はウエスタン・ケンタッキー大学でスター選手として活躍。ジョー・スティーブンス(内野手)もパデュー大学で輝かしいシーズンを送り、来季はオーストラリアンリーグ(ABL)デビューを果たす。アリゾナ・ウェスタン・ジュニア・カレッジで活躍したベン・フィーレンツィ(内野手)は、ロングアイランド大学に移籍。ユーティリティのジェイトリン・レイはウェスタン・ケンタッキー大で最後のシーズンをプレー。ケイデン・ニコレット(外野手)もアメリカの大学でプレーし、全米大学対抗陸上競技協会(NAIA)のコロンビア大学からNCAA1部のミズーリ大学に移る。

2023年シーズンまでセントルイス・カージナルスでプロとしてもプレーしたジェイク・バーンズ捕手、キャビル、アームストロング、スティーブンス、そしてABL2024年新人王のアレックス・スケプトン外野手は、オーストラリア代表としてWBSC U-18野球ワールドカップ2019でもプレーした。

クック、ライ、そして元マイナーリーガーのクリス・バーク外野手とマグワイアはWBSC U-23野球ワールドカップ2022、バークはWBSC U-18野球ワールドカップにも出場。マグワイアは、U-12、U-15、U-18の各レベルで代表経験があり、ABLシドニー・ブルーソックスではレギュラーを務める。

コーチは、投手コーチのジョシュ・トルス、アシスタントコーチのダミアン・シャナハンとネイサン・ファン・デル・リンデンがワトソン。

オーストラリア(世界11位)は、WBSC U-23野球ワールドカップ2024のグループAに出場する。彼らは、前回のU-23世界王者の日本(世界1位)、12位のプエルトリコ(12位)、13位のコロンビア(13位)、イギリス(18位)、中国(24位)と対戦する。

グループBには4位韓国(4位)、チャイニーズタイペイ(5位)、ベネズエラ(6位)、オランダ(7位)、ニカラグア(20位)、南アフリカ(34位)。