チャイニーズタイペイがU-18アジア野球選手権で優勝　日本、韓国とともにWBSC U-18野球ワールドカップ2025への出場へ

世界ランキング5位のチャイニーズタイペイが、決勝で同1位の日本に6-1で勝利し、U-18アジア野球選手権大会を制した。両チームは、3位決定戦で28位フィリピンを破った韓国（世界4位）とともに来年のWBSC U-18野球ワールドカップへの出場権を獲得した。

日本は1回裏にリードを奪ったが、その後チャイニーズタイペイが6点を奪い、優勝を決めた。チャイニーズタイペイのPo-Chun Lin 投手は決勝で4.2回を無失点に抑え、日本に勝利し、大会MVPに選ばれた。彼は8イニングを投げ、無失点、１四球、7奪三振をマーク。

3位決定戦では韓国がフィリピンを8-0で破り、ワールドカップ出場3枠目を獲得した。

この大会は7チームが参加し、2グループに分かれて対戦。日本、チャイニーズタイペイ、韓国は2勝1敗で並んでスーパーラウンドを終えたが、タイブレーク方式により、日本とチャイニーズタイペイが決勝に進出した。

ホンコン・チャイナ（世界32位）は5位、タイ（42位）は6位、スリランカ（51位）は7位。

チャイニーズタイペイ、日本、韓国は、アメリカ（4位）、キューバ（8位）、パナマ（9位）、プエルトリコ（10位）、イタリア（13位）、ドイツ（16位）とともに、WBSC U-18ベースボールワールドカップ2025に出場する。