女子ソフトボールソフトボールワールドカップファイナルステージが社会的責任プログラムを発表　複数団体に寄付

現地組織委員会（LOC）とイタリア野球ソフトボール連盟（FIBS）は、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州コドロイポ近郊のパッサリアーノにあるベネチアン・ヴィラ、ヴィラ・マニンで記者会見を開き、女子ソフトボール・ワールドカップファイナルステージの社会的責任プログラムについて紹介した。

このプログラムにより、大会のエネルギー・社会的責任パートナーであるエジソン社から6団体に寄付金の小切手がイタリアの試合前の始球式で贈呈される。詳細は以下の通り。

開幕日の7月15日、「イタリア筋萎縮性側索硬化症協会（AISLA、Associazione Italiana Sclerosi Laterale Amiotrofica）」に寄付金を贈呈。

7月16日（火）、身体障害者にスポーツや社会活動を紹介するためにサッカー／フットボールを活用する団体「Gli Insuperabili」。

7月17日（水）、がんを患う子どもたちとその家族を支援する団体「Associazione Luca」。

7月18日（木）、腫瘍性疾患を専門とする研究機関「 OCR Aviano」。

7月19日（金）、暴力に苦しむ女性の子供たちを支援する団体「Edela」。

7月20日（土）、自閉症患者とその家族を支援する団体「Progetto Autismo」。

感動的な雰囲気に包まれた記者会見で、各団体がそれぞれの使命とプログラムを紹介した。

ジュリア・ロンギ、マルタ・ガスパロット両選手とともにセレモニーに参加したイタリア代表ヘッドコーチのフェデリコ・ピッツォリーニは「みんなが笑顔を絶やさずに話しかけてくれたことがとても印象的です。皆さんの笑顔を必ずフィールドに持っていきます」と語った。

ポップグループElio & Le Storie Teseのニコラ・ファザーニ（ファソ）とステファノ・ベリサーリ（エリオ）は、このプロジェクトへの支援を約束した。

「伝えたいことはたくさんありますが、みなさんのスピーチをお聞きしてもう加えることはありません。マルタやジュリアのような、間もなくワールドカップに出場するスターが今日のために時間を割いて私たちと一緒にいてくださるのを大変うれしく思います」とコメントした。

Elio & Le Storie Teseは、7月12日（金）にパルマノバで行われた公演で、女子ソフトボールワールドカップファイナルステージについて宣伝した。

女子ソフトボールワールドカップファイナルステージは、7月15日（月）、以下の4試合で開幕する（すべて現地時間）。

オーストラリア-日本 11:00
プエルトリコ-オランダ 14:00
カナダ-アメリカ at 16:30
中国-イタリア at 20:30