15/07/2024 - 20/07/2024

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WBSC Women's Softball World Cup 2024 - Finals - Official Payoff
2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ  カナダの頼みは強力打線
11/07/2024 1 記事を読む目安時間

2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ  カナダの頼みは強力打線

「とくにかく大切なことは、選手たちが成功するために最善を尽くすことです」とヘッドコーチのケイリー・ラフターはWBSCに語った。「初日から激しい戦いになるでしょう」

世界ランキング5位のカナダは、7月15日から20日までイタリアのカスティオンズ・ディ・ストラーダで開催されるWBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2024に向けPCコロラド大会とカナダ・カップに参加した。両大会でのカナダの最大のライバルはTCコロラド・チームだった。

「P5大会は最初の大会として素晴らしいものでしたし、TCコロラド・チームと対戦できたのは最高でした。そしてカナダ・カップも我々にとって良い大会でした」とヘッドコーチのケイリー・ラフターはコメントした。

カナダは決勝でTCコロラドを7-0で破り、カナダカップで金メダルを獲得した。

ヘッドコーチのラフター(38)は、東京2020オリンピックでカナダの先発捕手を務めた。彼女は昨年の女子ソフトボールワールドカップグループCでカナダを2位に導いた。2024年の代表メンバーには、東京2020銅メダリストのラリッサ・フランクリン、サラ・グローネウェゲン、ケルシー・ハーシュマン、ジャネット・レオン、エリカ・ポリドリ、ナタリー・ワイドマンら12人を再び起用している。

ケイティ・コーストローム(投手)、ヤナ・ウォン(内野手)、CC・ウォン、マデリン・マッキノン(捕手)がワールドカップデビューを飾る。ウォンは今年初めのU-18パンアメリカン選手権でカナダの準優勝に貢献した。

ワールドカップ出場のカナダ代表一覧

「今のところ、チームの強みは打線です。投手陣も個性あり多様でよいチームを作り上げています。私たちにとって大きな鍵は、成功するために彼らのために最善を尽くすこと、そして試合中に彼らの持ち味をうまく組み合わせることでしょう」と加えた。

カナダはグループCを4勝2敗の2位(1位日本)で終えた。開幕戦は地元イタリアが勝利し、プレーオフの直接対決は雨で中止となった。カナダは7月17日、オープニングラウンド最終戦でイタリア(世界6位)と対戦する。また、7月15日にはアメリカ(1位)、16日には中国(17位)と対戦する。

前大会王者のアメリカのスーパーラウンド進出は確定とみられており、おそらく7月17日の試合でスーパーラウンド進出もう1枠が決まるだろう。「もちろんそのために試合をするわけですが、この大会に出場しているどのチームも強いです。大会初日から最後まで戦い続けなければならないでしょう」

女子ソフトボールは、娯楽からトップレベルまで、幅広くカナダで浸透している。カナダのソフトボール協会では、すべての年齢層と競技レベルにわたってチームを結成し、州レベルで戦う機会を提供している。

ソフトボールカナダは、シーズン終了後にカナダ選手権を開催する。各州を代表するチームがそれぞれの年齢カテゴリーでカナダのトップチームと競い合う。

カナダのカレッジや大学では女子ソフトボールを提供して、カナダのトップ選手の多くは、アメリカのNCAAレベルでプレーしている。カナダの現役女子選手の数は20万人を超えると推定されている。

カナダは、7月12日(金)に行われる女子ソフトボールワールドカップファイナルステージでの日本戦に向けてウォーミングアップを行う。

Women's Softball World Cup Finals Schedule