15/07/2024 - 20/07/2024

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WBSC Women's Softball World Cup 2024 - Finals - Official Payoff
カスティーオン・ディ・ストラーダ・ソフトボール球場、2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージに向けて改修工事完了
14/07/2024 1 記事を読む目安時間

カスティーオン・ディ・ストラーダ・ソフトボール球場、2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージに向けて改修工事完了

30万ユーロの改修プロジェクトにはイタリア フリウリ=ヴェネツィア州の助成金が含まれている。スタジアムの収容人数は2,772席。

WBSC 女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ 2024の開催都市であるカスティオン・ディ・ストラーダは、イタリア フリウリ=ヴェネツィア州北東部のウーディネ県にある人口3,700人の町だ。

カスティオンは、人口約10万人のウーディネの中心地から約30キロメートル(18.6マイル)、隣町のトリエステおよびスロベニアとの国境から約50キロメートル(31マイル)離れている。またタルヴィージオおよびオーストリア国境からは約110キロメートル(68.4マイル)離れている。

またヴェネト州の州都であり、世界で最も有名な観光地のひとつであるヴェネツィアは、カスティオン・ディ・ストラーダの東約 112 キロメートル (70 マイル) に位置する。

カスティオン・ディ・ストラーダのカンポ・コムナーレ(市営競技場)が全面的に改修された。改修にあたり、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州は、30万ユーロ(32万5000米ドル)相当の助成金を投じた。

新しい観覧席は仮設部分を含めて 2,772 席となる。照明システムは発光ダイオード (LED) で全面的に改修された。改修には新しいスコアボード、新しいフェンス、ファウル ポールのパッドも含まれている。

競技場には新しい芝と最新の散水システムが設置され、ロッカールームにも大規模な改修が行われ、新しい空調システムも導入された。

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スタディオ・コムナーレは、イタリアの女子ソフトボール2部リーグであるセリエA2リーグに所属するチーム、カスティオネーゼの本拠地だ。イタリア代表チームは、このスタジアムで2021年のヨーロッパ選手権大会で優勝した。

カスティオン ディ ストラーダには青銅器時代 (紀元前 3400-1100 年) から人が住んでいた。後にローマ帝国の前哨地となり、巡礼者の休憩地となった。18 世紀にはフランス帝国、19 世紀の大部分はオーストリア ハンガリー帝国の支配下となったが、1866 年に再びイタリア王国の一部となった。

主な観光名所は、カスティーオン・ディ・ストラーダから 2 キロ北にあるパルマノーヴァだ。1593 年にヴェネツィア共和国によって建設されたこの要塞は、後期ルネッサンス時代の星型要塞の一例であり、ユネスコの世界遺産に登録されている。

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