15/07/2024 - 20/07/2024

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WBSC Women's Softball World Cup 2024 - Finals - Official Payoff
アメリカ、女子ソフトボールワールドカップ決勝へ進出  カナダ対日本の勝者と対戦
18/07/2024 1 記事を読む目安時間

アメリカ、女子ソフトボールワールドカップ決勝へ進出 カナダ対日本の勝者と対戦

アメリカは日本を2-0で下し、無敗をキープ。彼らは土曜日の決勝で世界連覇を狙う。カナダはラリッサ・フランクリンの3ラン・サヨナラ本塁打でオランダを6-3で下し、7月19日(金)に日本と対戦する。勝者がアメリカと対戦する。中国はオーストラリアを、プエルトリコは開催国イタリアを、それぞれプレースメント・ラウンドで下した。

WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2024スーパーラウンド第1日が木曜日、イタリアのカスティオンズ・ディ・スターダでスタートし、世界ランキング1位のアメリカと5位のカナダが勝利を収めた。前大会優勝のアメリカはオリンピック金メダリストの日本を破り、カナダはオランダに逆転勝利を決めた。

金曜日行われるスーパーラウンド最終日のオランダ戦の結果はどうであれ、この勝利でアメリカは土曜日の決勝行きが決まった。金曜日に行われるカナダ対日本戦の勝利チームが、決勝でアメリカと対決する。

「私たちの目標は金メダルを獲得することであり、この大会で相手が誰であろうと最高の選手たちから挑戦を受け続けることを楽しみにしています」とアメリカのスラッガー、ジェシー・ウォーレンはコメントした。

カナダのラリッサ・フランクリンは、「私はワールドカップに4回出場しましたが、このファイナルステージは私が見た中で最も競争の激しい大会だと思います。1位から8位まで、素晴らしいチームばかりです」とコメントした。

カナダ対日本の敗者は、3位決定戦でオランダと対戦する。

3位決定戦と決勝は7月20日(土)17:00と20:00(現地時間)に予定。

一方、プレースメントラウンドでは、中国とプエルトリコがそれぞれオーストラリアとイタリアに延長戦を制して勝利した。

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カナダ-オランダ 6-3

世界ランキング5位のカナダが、またしてもサヨナラ勝利を決めた。7回裏にラリッサ・フランクリンがサヨナラホームランを放ち、3-2の劣勢から逆転してオランダを制した。

「カラム・ピルグリムが四球で出塁したばっかりだったので、どうなるかわからなかったけれど、とにかく打ってチームに貢献したいと思っていました」とフランクリンは試合後にコメントした。

カナダの先発はサラ・グローネウェーゲン、オランダはマキシム・ヴァン・ダーレンにボール。

1回裏、カナダは、2死から先制。カラム・ピルグリムが2球目をセンター打ち上げると打球は策を超えソロホームランとなった。

3回裏、オランダは3回裏、バン・ダレンに代わりマージョレン・メルクが救援に立つ。

4回裏、カナダは2-0にリード。ツーアウトから、ケイトリン・ウォンが右中間への二塁打で出塁し、グレース・メッサーのタイムリーで得点した。

6回表、オランダが2本の追加点で逆転。2アウト走者一、三塁のチャンスで、スーカ・ヴァン・ガープが右中間を破る二塁打で同点に並んだ。

さらに、ラウラ・ヴィッシングが右中間を破る三塁打を放ち、オランダが3-2と勝ち越した。

カナダはラッケルに代わりドーン・ボドルグに投手交代。さらにショートのジャネット・レオンの好プレーでこの打席を切り抜けた。

7回表、オランダは18歳のJ'dah Girigoriaeにボールを託した。一死から、ハーシュマンが左中間深くに三塁打を放つと、続くエリカ・ポリドリが右中間を破る二塁打を放ち、同点に追いついた。

オランダはピルグリムに敬遠四球、ラリッサ・フランクリンがグリリゴリーの初球を捉えると、マンモスが3ランのサヨナラ本塁打を放った。

「このチームを誇りに思います。いつもどおり一回一回、一球一球、プレーしていくだけです」とフランクリンは試合後にコメントした。

試合レポート

アメリカ-日本 2-0

アメリカは後藤希友を相手に5回まで出塁できず、最初の得点となるジェシー・ウォレンの左翼の壁にたたきつけた三塁打がこの試合初ヒットとなった。

「調子もよかったし、準備もできていたと思います。今回の機会を得られたことは、私にとって大きな意味がありました」とファライモ試合後に語った。

日本の先発は後藤希友、アメリカはミーガン・ファライモ。

先発の後藤が3回をパーフェクトに投げてよいスタートを切った。ファライモは最初の8人を凡退に抑えたが、3回裏に切石結女にツーアウトから二塁打を許した。

ファライモはこの回をフライに仕留めて切り抜けた。

5回表、アメリカの先頭ジョセリン・アロが後藤の死球で出塁。ジェシー・ウォーレンが初球をとらえて右翼の壁にぶつかる打球を放つと、代走のジェシー・ジェファーソンが一塁から生還して先制した。

ワレンは、「いい打球を探していました。最初の打席で彼女が両サイドを攻めてきたのは知っていたので、それを見て調整し、いい球を打つことができました」と語った。

さらにデジャ・ムリポラが左レフトへのタイムリーを放ち、アメリカは2-0とリードを広げた。

6回表、レジェンド・ベテランの上野由岐子が後藤の救援に立つ。

6回裏、ツーアウトで、石川が二塁打を放つと塚本蛍のヒットで得点したと思われた。しかしこれにアメリカが異議を唱え、ビデオレ判定の結果、石川の二塁を離れるタイミングが早すぎたと判断され、3アウトの判定が下された。

ファライモはこれ以上日本に得点チャンスを与えなかった。

「緩急織り交ぜられたと思います。捕手のデジャ(ムリポラ)と夜中の2時まで(日本の打者の)ビデオを見ていて、いつ強気に行くか、変化球を投げるべきかがわかっていました。キャッチャーのデジャなしにはできませんでした」と感謝を口にした。

試合レポート

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