15/07/2024 - 20/07/2024

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WBSC Women's Softball World Cup 2024 - Finals - Official Payoff
2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ 日本、オランダ、アメリカがスーパーラウンド進出
16/07/2024 1 記事を読む目安時間

2024年WBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ 日本、オランダ、アメリカがスーパーラウンド進出

日本はプエルトリコを破り、オランダはオーストラリアに辛勝、アメリカはイタリアを完封していずれもスーパーラウンド進出を決めた。3日目のオープニングラウンド最終戦のカナダ対イタリア戦で、メダルラウンドに進む4番目のチームが決まる。

イタリアのカスティオンズ・ディ・ストラーダで開催されるWBSC女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2024の2日目が終わり、アメリカ、オランダ、日本の3カ国が無敗で、スーパーラウンド進出を決めた。

日本はプエルトリコを破り、オランダはオーストラリアを破り、アメリカはイタリアを完封した。

前大会優勝のアメリカは、グループAで2戦2勝でスーパーラウンド進出を決め、水曜日には今大会0勝の中国と対戦する。

グループAではイタリアとカナダがスーパーラウンド進出の最後の1枠を争う。

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アメリカ-イタリア 7-0

世界ランキング1位のアメリカが、同6位のイタリアを6回コールドで破り、無敗をキープした。ミーガン・ファライモはイタリアを制し、5回を投げてわずか2安打、9奪三振。ジェシー・ウォーレンは本塁打、二塁打、4打点の活躍を見せた。

先発投手は、アメリカはミーガン・ファライモ、イタリアはクリスティーナ・トニオロ。

アメリカの1番打者ヘイリー・マクレニーは1回裏にこの試合の最初の得点を挙げた。彼女は四球、犠打、暴投で三塁まで達し、ゴロで得点した。

2回裏、ジェシー・ウォーレンがツーアウトからソロ・ホームランを放ち、アメリカのリードを2-0に広げた。

3回裏、ハンナ・フリッペンがアメリカ3点目を決める。余裕の二塁打を放ち、2者連続ゴロで生還した。

イタリアは好守備で試合に踏みとどまった。

イタリアは1回表にデイトンが三塁打を放つが得点につながらず。5回表では、メラニー・シェルドンが一死からヒットを放ったが、アメリカの投手ファライモがこの回を連続三振で切り抜けた。

5回裏、アメリカが試合を決める。無死満塁で、ウォーレンが初球を右中間へ運び、3点タイムリー二塁打を放つと、エラーで三塁に進み、ゴロアウトで得点してコールド勝利が決まった。

試合レポート

オランダ-オーストラリア 6-2

世界ランキング6位のオランダが、スリルの末に同10位のオーストラリアを破り、スーパーラウンド進出を決めた。オランダが先制し、オーストラリアが4回に同点に追いつくと、5回にオランダはディネット・ウースティングの2ランホームランで勝ち越し、そのまま逃げ切った。

先発投手はオランダはジェシー・アールスト、オーストラリアはカイア・パーナビー。

1回表、オランダは満塁のチャンス。しかし、パーナビーがローラ・ウィシンクをセンターフライに仕留め、この回を終えた。

1回裏、一死で、オーストラリアもランナー二塁のチャンスを作るが、ヴァン・アルストがジェナ・トリムをダブルプレーに仕留め、難を逃れた。

オーストラリアは、ピンチヒッターのステイシー・マクマナスが左中間を破る二塁打を放ち、ジェイド・ウォールが一塁から得点を狙ったが、ダミシャ・チャールズの完璧な送球でジェイドの得点を防いだ。

3回表、オランダが先制。一死満塁の場面で、スカ・ヴァン・ガープが投手返しを放つ。ホームへの送球は不正確で、走者はビデオ判定の結果セーフとなり1点を入れると、ラウラ・ヴィシンクがセンター深くに犠牲フライを放ち、2点目を入れた。

一死一塁、ヴァン・アルストはミシェル・コックスに内野安打を撃たれ、リサ・ホップと投手交代。ホップは2アウト満塁のピンチを招いたが、ジョージア・フッドを右飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

オーストラリアは守備エラーとホープの暴投で4回裏に2点を返して同点とした。ステイシー・マクマヌスが同点打を放った。

オランダはホップをマージョレイン・メルクを救援に立たせてこの回を切り抜けた。

5回表、オランダはディネット・ウースティングが2ランホームランを放って勝ち越した。

オーストラリアはエレン・ロバーツに投手交代。

6回、オランダは、メルクをキャサリン・ギリゴリーに投手交代。

7回表、オランダは、スカ・ファン・ガープの二塁打とウィシンクのタイムリーヒットで2点を追加しリードを広げた。

7回裏、オーストラリアは得点圏に走者2人のチャンス。しかしギリゴリーはウォールをレフトフライ、クレア・ワーウィックを凡退させて試合を終わらせ、セーブを獲得した。

試合レポート

カナダ-中国 7-1

世界ランキング5位のカナダは、ケルシー・ハーシュマンの2ランホームランを含む12安打の活躍で初勝利を挙げた。サラ・グローネウェゲンが勝利した。

カナダの先発はサラ・グルーネウェーゲン、中国はYinan Chai。

試合前半は投手陣と守備陣が中心に試合が展開する。

4回裏にカナダが均衡を破る。先頭のケイトリン・ウォンが内野安打で出塁し、中国はブルペンのYuchen Weiがリリーフに立った。三塁走者のグレース・メスマーは、リリーバーの2球目をとらえて左中間へ二塁打を放ち、カナダが先制。メスマーも本塁への送球で三塁に到達するとキアンナ・ジョーンズの適時打で生還。カナダは2点を入れた。

さらに、カナダは、ケルシー・ハーシュマンの2ラン・ホームランでスコアを広げた。

中国はCaihong Liuに投手交代。

5回表、カナダは、ケイティ・コーストロームに投手交代。中国はXiaoyan Heのタイムリーでコーストロームを迎え撃った。今大会初の中国の得点で4-1と点差を縮めた。

6回表、中国は走者二、三塁の得点チャンス。しかし、コルストレムはBei Wangを空振り三振に仕留め、ピンチを脱した。

6回裏、カナダは点差を広げた。ピルグリムが1点タイムリー、ラリッサ・フランクリンが2点タイムリー三塁打を放ち、ジャネット・レオンがタイムリー二塁打で続き合わせて4点を入れた。

7回表、7回表、Xiaoyan He が適時打を放ち中国は2点目を獲得。しかし、Yue Xieが三塁でダブルプレーに倒れ、試合は終了した。

試合レポート

日本-プエルトリコ 8-0

世界3位の日本が、2位のプエルトリコを5回コールドで下した。日本は序盤からリードを奪い、4回には中川彩音の3ランホームランで点差を広げた。三輪さくらと坂本実桜はプエルトリコにチャンスを与えなかった。

プエルトリコの先発はタラン・アルベロ、日本は三輪さくら。

日本はプエルトリコの先発、タラン・アルベロを相手に序盤から猛攻を仕掛けた。石川恭子と塚本蛍が連打で出塁し、日本はダブルスチールで先制した。さらに須藤志歩の犠牲フライで2-0とリードを広げた。

4回表、中川彩音の3ランホームランで日本が点差を広げた。

石川が三塁打で続き、プエルトリコはブルペンのジアンナ・マンチャに救援に呼ぶ。塚本が出塁し、日本のリードを6-0に広げた。

4回裏、坂本実桜が三輪に代わって登板。

5回表、日本は5回表、ピンチヒッターの炭谷遥香と石川のタイムリーで8-0にリード。その裏、坂本はその裏三者凡退で日本の5回コールド勝利が決まった。

試合レポート

20240716_G5_JPN-PUR_WSWC_Finals_021_ER

1日目レポート