チャイニーズタイペイが4点差を挽回し、WBSC U-15野球ワールドカップ2024で3位を獲得した。チャイニーズタイペイは、4点差から6回裏に同点に追いつき、1点リードで大会を終え、大会史上5個目、3大会連続3個目、6大会ぶり4個目の銅メダルを獲得した。チャイニーズタイペイはまた、全年齢カテゴリーを通じて17個目のWBSC野球ワールドカップ銅メダルを獲得した。

ニカラグアにとっては、2度目の出場で、今大会で過去最高の成績となった。初出場の2012年は6位だった。

チャイニーズタイペイのChih-Hao Yangは、5回からマウンドに上がり、2.2イニングをニカラグアに得点を許さず、チームの勝利に貢献した。1奪三振、2被安打。

「ストライクを投げ、チームメイトにプレーのチャンスを与えることだけを考えていました。守備のみんなを信頼し、チームのためにベストを尽くすことだけを考えていました。まず変化球で攻めて相手のバランスを崩し、次に変化球を織り交ぜて、最後に速球を使うように心がけました」と振り返った。

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世界20位のニカラグアは最初の打席で、2得点し、2点のリードを奪って試合を優位に進めた。ヨハン・サラビアがセンターへの浅いフライを打って一塁に出ると、すぐさまルイス・ガルシアの右中間への三塁打で得点。さらにヨハクナー・グティエレスの左中間への長打で加点した。

1回裏、チャイニーズタイペイは満塁のチャンスを作ったが、得点には結びつかなかった。ニカラグアは守備エラーと2四球で、2アウトランナー満塁のピンチを招いたが、ニカラグアの先発投手は、Cheng-Yu Shihをレフトフライで仕留め、この回を終えた。

2回表、ニカラグアは1点を追加し、1アウトからエンイェル・ゴンザレスが右中間へのタイムリーヒットを放ち、先頭打者で出塁したジャン・カティンがこの試合3点目を挙げた。

3回裏、ニカラグアはヒットと送球エラーで再び2人のランナーを得点圏に置き、ランナーを2、3塁。しかし、チャイニーズ・タイペイのショート、Zi-Jin Suが二塁後方でナイスプレーを見せ、この回を無失点に抑えた。

3回裏、チャイニーズ・タイペイは１点差に迫る。Yu-Chieh Hsuが四球で出塁し、二盗を決め、エラーで三塁に進むと、ショートへのゴロで得点。メザは2.2イニングを無安打に抑え、ホスエ・ラモスに交代した。しかしラモスは１ヒットを打たれ、野選で1点を許した。3-2でニカラグアリードのまま。

5回表、ニカラグアは3点を加えて、リードを6-2に広げる。一死一塁からバーマン・モレノはタイムリー二塁打、エディ・コロナドのタイムリー、さらに満塁でショートのZi-Jin Suは6-4-3のダブルプレーを試みたが、一塁のグラブが送球をはじき、3塁から得点を許した。

5回裏、チャイニーズタイペイはこの試合2度目の満塁チャンスをつかみ、Shih-Cheng Loの右中間浅い位置への適時打で1点を返した。2アウト満塁の場面で、Cheng-Yu Shihがセカンドゴロに倒れこの回を終えた。6-3でニカラグアが依然リード。

6回裏、チャイニーズタイペイは3連続シングルヒットでノーアウト満塁のチャンス。ニカラグアのサンディ・モレノ監督はラモスを降板させ、クリスチャン・アルバレスに代えた。

救援のエンイェル・ゴンザレスはこれ以上のダメージを避けようとしたが、Zi-Jin Suがレフト線を破る2点タイムリーを放ち、同点に追いつき、さらにJun-Hao Yangの二塁へのゴロで勝ち越しを決めた。