スーパーラウンドもあと3試合を残すのみとなり、6チームすべてがWBSC U-15野球ワールドカップ2024メダルラウンド進出への可能性を残して金曜日の試合を終えた。
プエルトリコと日本は3勝1敗でスーパーラウンド首位にたち、日曜日のメダルゲーム進出が確定した。チャイニーズタイペイは2勝2敗、コロンビアとメキシコは1勝3敗で並んだ。
土曜日のすべての試合で決勝進出チームと3位決定戦進出チームが決定する。
開催国のコロンビア、ニカラグア、プエルトリコは初のWBSC U-15野球ワールドカップ2024表彰台を目指す。
金曜日に第1位試合では、プエルトリコがチャイニーズタイペイは8-2で勝利。雨で遅れて開始した試合では日本がメキシコに6-1で勝利し、3勝1敗で首位に立った。ニカラグアはコロンビアに6-2で逆転勝利した。
一方プレースメントラウンドではイタリアが南アフリカに 14-4、ベネズエラもグアムに19-3で大勝し、ドミニカ共和国はオランダを 5-4で下した。
各チームあと1試合を残すことになった土曜日のプレースメントラウンドではイタリア（現在8位）がベネズエラと戦う。イタリアが過去に出場した1998年と1996年では9位で終わっており、今大会では少しでも成績をあげたいところだ。
主要リンク
ビクター・リベラの好投と初回の大量得点で、プエルトリコはスーパーラウンド2日目、チャイニーズ・タイペイに8-2で勝利した。この勝利でプエルトリコはスーパーラウンドの順位を3勝1敗とした。
プエルトリコは、チャイニーズ・タイペイの制球難を突いて大量リード。チャイニーズ・タイペイは3人の投手を送り込み、この回3アウトまで6失点、3安打、5四球。プエルトリコはこのまま最後までリードを続けた。
リベラは5回を投げ、6安打、2失点、3奪三振で勝利投手。
チャイニーズ・タイペイは6回裏にこの試合唯一の得点を挙げる。連続安打で得点のチャンスを作ると、Yu-Chieh Hsuの三塁へのバントをリベラが送球エラーし、チャイニーズタイペイが2点を返した。
しかし、プエルトリコは7回表にサードフライとジャン・ロサのライト前ヒットで2点を返す。
福井那留の完投で、日本はメキシコに6-1でスーパーラウンド初白星。試合開始は雨のため90分近く遅れた。
岡田良太が2打数3安打と日本人選手で唯一2安打を放つなど、8人の日本人選手がこの試合でヒットを放った。新井悠河は2打点を記録し、今大会合計9打点を記録した。
福井は81球を投げて6三振を奪い、4安打1失点で完投。メキシコの4安打のうち2安打はアレクサンダー・ウエルタが放った。
日本は3勝1敗でプエルトリコと並び、首位でスーパーラウンド最終日を迎える。メキシコは1勝3敗となり、3位決定戦進出を目指して土曜日にプエルトリコと対戦する。
この日の最終戦、ニカラグアはコロンビアに勝利し、メダルゲーム進出を決めた。
本塁プレーは当初アウトと判定され、その後ビデオ検証で覆され、ニカラグアは4回裏に同点に追いついた。ニカラグアはさらにその後4点を追加してコロンビアに6-2で勝利した。6回にルイス・ガルシアが勝ち越しの2ランを放った。
コロンビアは、ニカラグアの先発投手クリスティアン・アルバレスを相手に初回2回までにそれぞれ得点しリードしていた。アルバレスは1.1イニングを投げて1安打2四球で2失点。
救援のジーン・カルロス・ロペスは5.2回を無失点に抑え、2安打1四球の好投で勝利を収めた。
ニカラグアは2勝2敗となり、コロンビアは1勝3敗となった。
イタリアは11安打を放ち、2イニングで5回を入れて南アフリカを5回14-4で破った。イタリアはパブロ・スアレス、パトリック・シルバ、マッテオ・チネロはそれぞれ3打数2安打、8人の打者が少なくとも1打点を記録した。
クリスチャン・トトーニが3回を投げ、2被安打3失点、5奪三振で勝利投手。
プレースメントラウンドでイタリアは3勝1敗となり、南アフリカは1勝3敗と成績を落とした。
ベネズエラはグアムに19-3と5回コールドで快勝。ベネズエラは初回から9点を奪い、勝利を確実にした。
ベネズエラの1番・フランシスコ・マルケスは3打数3安打、3得点、4打点とベネズエラ打線16安打を牽引した。
この結果、ベネズエラは勝敗3勝1敗としイタリアに並んだ。グアムは0勝4敗。
ドミニカ共和国はオランダを5-4で退け、プレースメント・ラウンド2勝目を挙げた。7回裏、ワンディ・アシゲンの送球エラーで三塁から決勝点を奪った。
フランデリー・ロドリゲスは3打数2安打、1打点、2得点、アルフレド・セーナは2打数、1安打、1打点。遼選手がドミニカ共和国のこの試合唯一の3安打を放った。
ドミニカ共和国はプレースメント・ラウンドでの完璧な成績を残し、オランダは1勝3敗となった。
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コロンビア 2 - 6 ニカラグア - ボックススコア
4回裏 - ニカラグアが逆転リード。満塁で四球押し出しで1点差に迫ると、その1アウト後、ルデル・エスピノサがセンターフライを放つと、セバスチャン・ソラノが素早く処理してホー本塁に送球。これが最初はアウトのコールだったがビデオ検証で覆されニカラグアが同点に並んだ。さらにルイス・ガルシアの2ランタイムリーとレフトフライでニカラグアは4点を奪い逆転リードした。
2回表 - アドリアン・ニーニョ、オマール・マルゴが四球で出塁し、アラン・ペーニャが右前打でこの試合2点目を入れた。コロンビアが2-0のリード。
1回裏-ニカラグアはルイス・ガルシアのヒットと2四球で1アウト満塁。しかし、コロンビアの投手フアン・ホセ・パヤレスはバーマン・モレノを空振り三振、ヨハクナー・グティエレスをレフトフライに打ち取り切り抜けた。
1回表 - コロンビアが先制。セバスティアン・セルバンテスは5球で四球を選び、アンデル・エロリアガのヒットで2塁へ、盗塁で三塁へ進むと、悪送球で生還した。コロンビアが1-0でリード。
- 第41試合 19:00 バランキージャ、エドガー・レンテリア・スタジアム
- コロンビア - #0 - フアン・ホセ・パヤレス・マルティネス （右腕）
- ニカラグア - #38 - クリスティアン・アルバレス（右腕）
メキシコ 1 - 6 日本 - ボックススコア
5回裏 - 戸倉光揮が先頭打者で出塁し、ピンチランナーの丹羽裕聖の犠牲フライで得点。
4回表 - アレハンドロ・ゴンザレスの一塁打、アレクサンダー・ウエルタの二塁打で得点圏に走者を二人置き、福井那留の暴投でメキシコがこの試合初得点。この回は二飛で終了。2-1で日本がリードのまま。
3回裏-2回無失点の後、日本が先制。エラーと四球で一死走者一、二塁。メキシコのデレック・ロペス投手は小久保颯弥を三振に仕留めたが、この試合最初の安打となる新井悠河の右中間への2点適時二塁打は避けられなかった。日本が2-0とリード。
16:29-プレイボール！約90分遅れでメキシコと日本の試合が開始。
16:20-グラウンド作業で試合はさらに数分遅れる。
15:42 - 防水シートが撤去される。現地時間16:20開始予定。
15:00 - 悪天候のためエドガー・レンテリア球場に防水シートが張られた。試合開始が遅延。
- 第39試合 15:00、エドガー・レンテリア・スタジアム、バランキージャ
- メキシコ - #22 - デレック・アレクサンダー・ロペス・ロメロ（右腕）
- 日本 - #19 - 福井那留（右腕）
プレビュー - 日本とメキシコは午後3時からバランキージャで対戦。日本は2勝1敗で首位に並び、メキシコは昨日のコロンビア戦で敗れ、メダル争いに残るためには1勝が必要だ。両チームはU-15ワールドカップで初対戦となる。
プエルトリコ 8 - 2 チャイニーズタイペイ - ボックススコア
7回表 - プエルトリコが2点を追加。四球とエラーで無死二塁。ジャン・ロサが犠牲フライで1点、さらにアルナルド・ロドリゲスとバレンティン・カラスキーロの2本のヒットでピンチランナー、ソウル・マルドナドが生還した。プエルトリコが8-2のリード。
6回裏 - チャイニーズ・タイペイがこの回先頭の二人が安打で出塁。Yu-Chieh Hsuが三塁線へ送りバントを決めると、ビクター・リベラがの送球エラーで1塁に到達し、走者二人が生還した。リベラはカルロス・コイラと交代し、この回を凡退で終わらせた。 8-2で6点を追うチャイニーズ・タイペイは、終盤に逆転することができるだろうか？
5回表-リベラがまたも零封。5回を3被安打、3奪三振で無失点に抑えている。
4回裏-ビクター・リベラはこの試合好投、4回投球し３被安打、無失点、無四球、１奪三振。一方、チャイニーズ・タイペイの投手陣は、初回の不安定な投球の後、Ren-Ruei Wu が3.2回の投球で3被安打、1失点、3四死球、1奪三振。試合はこのまま6-0でプエルトリコがリードのまま。
1回裏-ビクター・リベラはツーアウトから一打を許したが、 Shih-Yao Huang をショートゴロに打ち取り、この回を終えた。チャイニーズ・タイペイの打者4人全員がゴロとダブルプレーで倒れた。プエルトリコ6-0とリード。
1回表 - チャイニーズ・タイペイは3投手を送り、最初の3アウトをとった。チャイニーズタイペイはこの回6失点、3被安打、5四球。プエルトリコは、ジャン・ロサのタイムリーで先制し、バレンティン・カラスキージョとブラッドリー・ロドリゲスが満塁から四球押し出しで2点を追加、さらにエドワード・ピネイロが適時打で4点目、セバスチャン・クルスが中前2ランで締めくくった。先発のビクター・リベラはまだ1球も投げずにプエルトリコは6-0とリード。
- 第37戦-10:30 バランキージャ、エドガー・レンテリア・スタジアム
- プエルトリコ - #29 - ビクター・リベラ（左腕）
- チャイニーズタイペイ - #1 - ニエン-シャオ-ユウ（右腕）
プレビュー - スーパーラウンドを2勝1敗でリードしているチャイニーズ・タイペイとプエルトリコが、この日の第1試合で対戦する。この試合の勝者が決勝に一歩近づく。両チームは2022年にメキシコのエルモシージョで行われたスーパーラウンドで対戦し、9-0でチャイニーズタイペイが勝利した。開始時間は10:30。
