16/08/2024 - 25/08/2024

#BaseballWorldCupU15  

Hosted by: COL
WBSC U-15 Baseball World Cup 2024 - Official Payoff
WBSC U-15野球ワールドカップ2024-6日目   チャイニーズタイペイが日本に勝利、プエルトリコがニカラグアに勝利、コロンビアがメキシコを下しスーパーラウンド白星発進
22/08/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC U-15野球ワールドカップ2024-6日目 チャイニーズタイペイが日本に勝利、プエルトリコがニカラグアに勝利、コロンビアがメキシコを下しスーパーラウンド白星発進

スーパーラウンドの6チームは、すべて順位が1ゲーム差以内。日本、チャイニーズ・タイペイ、プエルトリコは2勝1敗で並び、コロンビア、メキシコ、ニカラグアは同じ1勝2敗。無敗チームはなし。

WBSC U-15野球ワールドカップ2024スーパーラウンドは木曜日、バランキージャで幕が開け、2試合が行われた。プエルトリコはニカラグアを3-1で下し、チャイニーズ・タイペイは4点差の劣勢だったが7回に逆転し、6-5で日本に勝利した。メキシコとコロンビアの試合は6-2でメキシコが勝利した。

スーパーラウンドの6チームは、現在すべて勝率が1ゲーム差以内。日本、チャイニーズ・タイペイ、プエルトリコは2勝1敗で並び、コロンビア、メキシコ、ニカラグアは1勝2敗で並んでいる。無敗チームはなくなった。

プレースメントラウンドでは、南アフリカがグアムに9-8で8回コールド勝ち、イタリアがオランダを8-4で下し、ドミニカ共和国がベネズエラを5-4で下した。ドミニカ共和国が3勝0敗で首位に立ち、イタリアとベネズエラが2勝1敗、オランダと南アフリカが1勝2敗、グアムが0勝3敗と続いている。


主要リンク


先発投手ハンリー・ロサの好投で、プエルトリコはスーパーラウンド第1戦でニカラグアを3-1で下した。プエルトリコはこれでスーパーラウンドの順位を2勝1敗とし、日曜日のメダルゲーム進出に向けて好位置につけた。

ロサは4.1イニングを投げ、4被安打、2四球、5三振を奪った。プエルトリコのブルペンは2.2回を無失点に抑え、1安打、1四球、2奪三振をマークした。

ニカラグアは3回表の守備ミスが響いて失点。プエルトリコはフライとバントプレーのミスで二人の走者を出すと、アドニエル・キレスのタイムリーとアンソニー・バディージョの犠飛で得点した。プエルトリコは4回にも犠飛で1点を追加した。

ニカラグアのこの試合唯一の得点は5回裏、ジャン・カティンのタイムリーによるものだった。

プエルトリコは2勝1敗となり、金曜日の10時30分にチャイニーズ・タイペイと対戦する。ニカラグアは1勝2敗で、午後7時にコロンビアと対戦。

チャイニーズタイペイは、7回表にLi-Ya Yuの2死満塁の三塁打で、スーパーラウンド初戦の日本戦での逆転に成功した。チャイニーズ・タイペイは最終回に4点差を覆し、重要な勝利を収めた。

二塁手・砂涼人の失策がチャイニーズタイペイにこの試合2点目を許し、さらにこのイニングを生還させた。これを皮切りにチャイニーズタイペイは、Wei Linのタイムリーで1点差とし、最後はYa Yu が塁一掃の二塁打を放って逆転リードした。 Yuはこの試合で4打点を記録した。

チャイニーズ・タイペイは5人の投手を起用し、ヤン・ヤオチェンが1安打1失点で完投勝利を収め、ユー・ニエンシャオがセーブした。

この結果、今大会で無敗のチームはなくなり、日本とチャイニーズタイペイはともにスーパーラウンドで2勝1敗となった。

コロンビアは、エイドリアン・ニーニョが5回裏にフルカウントから右中間へ2点適時三塁打を放ち4-2リード。この試合、コロンビアは2アウトから6点を奪う安打を放った。ニーニョとセバスチャン・ソラーノは、この試合でそれぞれ2打点を記録した。

この試合、コロンビアは2人の投手を起用し、なかでもハビエル・ラモスは3イニングを投げて1安打1四球という見事なリリーフを見せ勝利投手となった。

この試合、メキシコは5つのミスを犯し、6失点を喫した。

メキシコのフランシスコ・デル・カンポは、今日の試合でチームの4安打のうち2安打を放ち、2打数2安打1打点1四球をマーク。

この結果、メキシコとコロンビアは1勝2敗で並んだ。

南アフリカは延長戦の末、9-8でグアムを下し今大会初勝利を飾った。プレースメントラウンドでこれで1勝2敗。

南アフリカは4点差で7回裏を迎えたが、2安打と2エラーで同点に追いついた。

グアムは8回表に3点を奪ったが、南アフリカは再び4点を返して劇的勝利を迎えた。

イタリアは4回に5点を奪い、8-4で宿敵オランダに勝利。マティア・アンジェルチが4打数2安打、1打点と活躍し、イタリア人選手で唯一マルチヒットを記録した。

リリーフのイバン・ラリスは3.2イニングをノーヒットと好投。4四球、1失点で降板した。

オランダは、フラン=ジャン・ハセスが4安打のうち2安打を放った。

ドミニカ共和国は、アルフレド・セーナが2打数4安打、2得点、1打点の活躍で、ベネズエラに5-4で辛勝し、カルタヘナでのプレースメントラウンドを締めくくった。ドミニカ共和国は、第7回から第12回までプレースメント・ラウンドで3勝0敗の成績を残した唯一のチームである。

ベネズエラはこの試合、1回裏に1-0、3回裏に3-2と2度リードを奪った。しかしドミニカ共和国は4回表、ショートのアンドレス・トリアナの送球エラーで得点を入れると、5回にはエウニエル・デ・ラ・クルスのタイムリーでセナが生還して勝ち越した。

ベネズエラは7回裏に暴投で1点を追加し、同点に追いつく可能性のある走者を三塁に置いたが、エリンジャー・バルセロのゴロで試合終了。


関連記事


メキシコ 2 - 6 コロンビア - ボックススコア

6回裏-コロンビア、2アウトから再び得点。2アウトからエベル・ミランダが四球で歩き、送球エラーで2塁に到達。そこからセバスティアン・セルバンテスの二塁打で得点し、セルバンテスもアンデル・エロリアガのタイムリーで生還した。試合は6-2でコロンビアのリード。

5回裏-コロンビアが反撃し再びリードする。守備エラーと四球でノーアウト2塁とし、送りバントで進塁。サンティアゴ・ブランコが一塁ゴロ、セバスティアン・セルバンテスが本塁でタグアウトして2アウト。そこへエイドリアン・ニーニョが打席に入るとへフルカウントから右中間への2点適時三塁打を放ち、コロンビアが4-2と勝ち越した。

5回表 -エイドリアン・ビレラが四球で出塁、送りバントで三塁へ進み、暴投で三塁、ショートへのゴロで同点ランを入れ、試合は振り出しに戻った。

4回表 - メキシコはジョエル・バルガスとアレハンドロ・ゴンザレスが連続安打で出塁。フランシスコ・デルカンポがレフトへヒットを放ちバルガスが得点した。コロンビアの先発エンリケ・サンチェスは三振(この試合4つ目)とゴロでこのピンチをしのいだ。試合は2-1でコロンビアがリードのまま。

3回裏 - コロンビアはセバスティアン・セルバンテスは1アウトから四球で出塁し、エラーで3塁に進み、ソラーノのタイムリーで生還した。コロンビアが2-0とリード。

3回表 - この回もサンチェスは3人の打者のみと対峙。エイドリアン・ビジェラはショートのセバスティアン・セルバンテスの送球ミスで出塁したが、同じプレーで進塁しようとして二塁で投げられたアウト。ペドロ・サラスはゴロアウト、ルシアーノ・コラドは三振に倒れた。

2回裏 - エイドリアン・ニーニョが四球で出塁し、その1アウト後にオマール・マルルゴがヒットでランナーを出塁。しかし、マルルゴは盗塁を刺され、アラン・ペーニャもセカンドフライに倒れた。

2回表 - サンチェスはこの回も最小限に抑える。メキシコはフランシスコ・デル・カンポが四球で出塁したが、完璧なダブルプレーで終わった。

1回裏 - コロンビアがセバスチャン・ソラーノの逆方向へのタイムリーで先制。コロンビア1-0とリード。

1回表 - コロンビア先発エンリケ・サンチェスは、アレックス・トロサを空振り三振に仕留めるなど、14球で三者凡退した。

  • 第35試合 19:00 バランキージャ、エドガー・レンテリア・スタジアム
  • メキシコ - #19 - ディエゴ・ロルダン (右腕)
  • コロンビア - #14 - エンリケ・ホセ・サンチェス・ゴメス(右腕)

プレビュー - バランキージャでの最終戦は、コロンビアとメキシコの対戦。.636と今大会最高の打率を誇るアドネル・エロリアガが率いるコロンビアは、2連勝中で、この勢いをスーパーラウンドにつなげたいところだ。メキシコはオープニング・ラウンド最終戦で、12奪三振で今大会首位のディエゴ・セルナの好投でオープニングラウンドを通過した。

チャイニーズタイペイ 6 - 5 日本 - ボックススコア

7回裏 - 新井悠河が出塁、送球エラーで二塁へ進み、川上慧の中前適時打で得点。一死二塁から中島齊志が左飛、砂涼人が空振り三振。

7回表 - 試合終了あと一歩でチャイニーズ・タイペイが逆転!2アウトランナー2塁からShih-Yao Huangが2塁打を放ち得点圏に2走者を進めると、Yu-Chiaが死球で満塁のチャンス。二塁手のエラーでチャイニーズ・タイペイの2点目が入り、ここから打線が息を吹き返す。Wei Linのタイムリーで1点差に迫り、最後はLi,Ya Yuが塁一掃の二塁打でチャイニーズ・タイペイが勝ち越しリードを決めた。チャイニーズ・タイペイは6-4のリードで勝利まであと3アウトとした。

6回表 - チャイニーズ・タイペイは6回表、エラー、死球、ヒットで満塁とし、Li-Ya Yu が3-2から死球で押し出し、チャイニーズ・タイペイが1点を返した。

5回裏 - 日本がリードを2点に広げる。新井悠河と川上慧が安打で出塁すると、守備のエラーとショートへのゴロで2点。日本が4-0とリード。

5回表 - 林将輝が4.2イニング投げて谷口哲聖と交代。彼は最初の打者を歩かせたが、その後 Shih-Cheng Loを三振に仕留めた。林は2被安打、1四球、3奪三振の成績。

4回裏 - 1アウトから、日本は2本のシングルヒットとベースオンボールで満塁としたが、得点には結びつかなかった。Chih-Hao Yang は岡田良太を空振り三振、小久保颯弥をセンターフライで凡退させ無失点で切り抜けた。2-0で日本のリード。

4回表 - 連続四球で無死走者一、二塁でチャイニーズタイペイの得点チャンス。しかし、林将輝が三振を奪い、Wei Linを6-4-3のダブルプレーに仕留めた。試合は2-0のまま。

3回裏 - 1アウトから岡田良太がピッチャーが返しで一塁に到達すると、小久保颯弥がレフト前ヒットで1アウトランナー1・2塁のチャンスを作る。チャイニーズ・タイペイの先発、Chih-Hao Yangに代わってJen-Yu Liuが登板。満塁の場面で新井悠河が放ったゴロがダブルプレーのチャンスとなったが、ショートの Li-Ya Yuの送球ミスで日本が2点を先制した。

2回裏 - 中嶋蒼空と中島齊志が連打で出塁するも、続く砂涼人がダブルプレーに倒れ、3塁ランナーを背負った福井那留が空振り三振に倒れ、この回3アウト。

2回表 - 二死からYu-Chia Ma、Ren-Ruei Wuの連打で出塁するが、Wei Linのセンターに打ち上げた打球がフライに終わった。

この試合の初回、両チームとも三者凡退。日本の林将輝はフライ、ゴロに仕留め、チャイニーズ・タイペイのRen-Ruei Wuは、先頭バッターを三振に打ち取り、後続を立て続けにゴロで倒した。

  • 第33試合 - 15:00 バランキージャ、エドガーレンテリアスタジアム
  • チャイニーズタイペイ - #42 - Jen-Yu Liu (左腕)
  • 日本 - #10 - 林将輝(右腕) 

プレビュー - 午後3時の試合は、日本対チャイニーズタイペイの新たな宿敵対決。オープニングラウンドでチーム打率.305を記録した日本は、スーパーラウンドで唯一2勝0敗と無敗。チーム打率.328のチャイニーズ・タイペイは決勝争いに残るためには勝利が必要だ。この大会で最後に対戦したのは2022年のやはりスーパーラウンド1日目。チャイニーズ・タイペイが6-4で日本を破った。

プエルトリコ 3 - 1 ニカラグア - ボックススコア

7回表 -  リベラが三者凡退で試合が終了。プエルトリコが3-1でニカラグアを破り、スーパーラウンドの成績を2勝1敗とした。

6回裏 - プエルトリコはジョマール・リベラが登板し、三振と二飛で無失点に抑える。

6回表 - 1アウト後、バレンティン・カラスキージョがヒットで出塁し、ニカラグアはロドリゲスに代わってギーン・カルロス・ロペスが登板。ロペスはアルナルドをダブルプレーに追い込みわずか4球でこの回を終わらせた。試合は3-1のまま。

5回裏 - プエルトリコの先発ハンリー・ロサは、ウィルフレド・チャベスを三振に打ち取りこの回最初のアウトを取るが、その後ルデル・エスピノサにヒットを打たれ、ヨハン・サラビアを四球で歩かせる。投手交代でロルディエル・マイソネットに交代、次の打者をゴロに打ち取ったが、ジャン・カティンの適時打は避けられなかった。同じプレーで、ヨハン・サラビアはビデオ審査の結果、サードでタグアウトした。ロサは4.1イニングを投げ、4安打、2四球、5奪三振。試合は3-1。

5回表 - この日打率.563と好調のアドニエル・クイレスがこの試合2本目のヒットを放ち、アンソニー・バディーロがワンアウト・フルカウントから四球を選び、走者一。二塁。ニカラグアのマウンドにはディードリッチ・ロドリゲスが上がり、この回最後の2アウトをゴロと三振で凌いだ。降板したディアスは1.1イニングを投げ、1安打と2四球を与えた。

4回裏 - ニカラグアのバーマン・モレノがワンアウトから二塁打を放つが、三者凡退。プエルトリコの先発ロサはこの試合で61球を投げているが、続く2人の打者をフライに打ち取り、ニカラグアの得点を許さない。試合はまだ3-0。

4回表 - 右飛の落球がまたもニカラグアを苦しめる。ジャン・ロサが簡単なフライを打つが、打球は3人のニカラグアの選手の間に落ちる。その後、ホスエ・ラモスが四球で出塁し、ニカラグアの先発はケルビン・ディアスに交代した。ディアスは、バレンティン・カラスキージョの左中間への犠牲フライによる3点目を避けられなかった。ラモスは3回以上を投げて3失点、2安打、3奪三振。失点はいずれも自責点なし。

3回裏 - プエルトリコのハンリー・ロサがわずか9球で三者凡退。

3回表 - プエルトリコが先制。アルナルド・ロドリゲスが対角線の左中間へ放った打球をバーマン・モレノが捕球できず、この試合最初の1点となる。さらにセバスチャン・クルスがバントで走者を進めたが、一塁をだれもカバーしていなかったためクルスも一塁に到達。その後、アドニエル・キレスのタイムリーとアンソニー・バディージョの犠牲フライでプエルトリコの2得点目につながった。スコアはこれで2-0。

2回裏-ニカラグアは無死満塁のチャンスを作るが、あと一本が出ない。エディ・コロナドは5球で四球を選び、バーマン・モレノがヒットで続き、ジョハクナー・グティエレスは完璧な三塁へのバントで満塁とした。しかし、ハンリー・ロサは三振、さらにショートフライ、ファールフライで終わった。試合は0-0のまま。

2回表 - ニカラグアの左腕投手ホスエ・ラモスは、最初の2イニングで3奪三振。彼は32球(ストライク20球)で最初の6アウトを凡退させた。ランナーを許したのは1死球のみ。試合は無得点のまま。

  • 第31試合 10:30 バランキージャ、エドガーレンテリアスタジアム
  • プエルトリコ - #26 - ハンリー・ロサ (右腕)
  • ニカラグア - #54 - ホスエ・ラモス(左腕)

プレビュー - スーパーラウンド第1戦は、エドガーレンテリアスタジアムで行われるプエルトリコとニカラグアの直接対決。両チームの対戦成績は1勝1敗で、この試合に勝利すればメダル獲得に向けて絶好のポジションにつける。同大会史上、両チームが対戦するのはこれが初めて。プエルトリコは、アドニエル・キレスとアンソニー・バディージョがオープニング・ラウンドで打率.563を記録。ニカラグアは、ルイス・ガルシアがチーム最高の打率.538でスーパーラウンドのオープニングを飾る。10:30開始予定。