18/08/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC U-15野球ワールドカップ2024 第3日目　グループBはニカラグア、メキシコ、ベネズエラが勝利、グループAはプエルトリコ、日本、イタリアが勝利

グループＡは日本、プエルトリコ、グループＢではニカラグアの3チームが無敗首位で3日目を終えた。

WBSC U-15 野球ワールドカップ2024オープニングラウンドはバランキージャとカルタヘナで３日目を終え、いよいよ佳境に入った。

グループＡは日本とプエルトリコの3チームが無敗のまま。プエルトリコはドミニカ共和国を10-4、日本はコロンビアを14-3でどちらも大勝した。そのほかこの日曜日の試合ではイタリアもグアムに13-1で勝利して今大会初勝利を獲得し、スーパーラウンド進出の可能性を残した。

グループＢでは、ニカラグアが唯一無敗。ニカラグアはオランダに3-2、南アフリカに21-1で勝利し、3勝0敗でトップに立った。

メキシコは5-1でチャイニーズタイペイに初黒星をつけて土曜日の損失を挽回した。両チームとも現在2勝1敗の成績。

ベネズエラは南アフリカに11-1で勝利して初白星。この結果グループでオランダと並び、まだ南アフリカにもスーパーラウンド進出の可能性が残された。

主要リンク

イタリアはエドガー・レンテリア・スタジアムで行われたその日の第1試合でグアムに11安打を記録して5回13-1で勝利し、今大会初勝利を収めた。

マティア・アンジェルッチが4打数3安打、1打点、2得点、パトリック・シルバが2打数2安打、2打点、パブロ・スアレスが4得点で勝利に貢献しイタリアの攻撃陣を牽引した。

グアムはピアース・カストロが1打数1安打でチーム唯一の得点を挙げた。カストロの一打がグアムにとって今大会初ヒットとなった。

クリスチャン・トンティーニは３イニングを投げ、１被安打、１失点、２四球を許し、５奪三振。

イタリアはグループAで1勝2敗となり、あと2試合でスーパーラウンド出場権を争う。

ベネズエラが10-0で南アフリカを破り、WBSC U-15野球ワールドカップ2024で初勝利を収めた。これはカルタヘナのデ・ノビエンブレ・スタジアムでの試合3日目の最初の試合だった。

マヌエル・ラミレスはベネズエラを率いてマウンドから5回を投げ、わずか4安打無失点に抑えた。攻撃面では、3打点を記録したアンドレス・トリアナがチームで最高のパフォーマンスを見せた。

月曜日、ベネズエラはスーパーラウンドへの切符を賭けた重要な試合でオランダと対戦し、南アフリカはチャイニーズ・タイペイとの初勝利を目指す。

ブラッドリー・ロドリゲスの5打数4安打の活躍で、プエルトリコがドミニカ共和国に10対4で勝利し、グループA無敗のままとなった。プエルトリコは初回にリードを奪い、その後は逃げ切った。

先頭打者のアドニエル・クイルズは3打数3安打、2打点を記録し、バレンティン・カラスキージョも3打数3安打の完璧な成績を残した。

プエルトリコはこの試合で３人の投手を起用した。ビクター・リベラが先発し、3.2回を投げて5安打3失点。ヨスニエル・ロサリオはリリーフとして2.1イニングを無失点で投げ、勝利を収めた。一方、エミリオ・ソリバンは7回を投げた。

ドミニカ共和国はスターリン・デ・ロス・サントスが4打数3安打の成績を収めた。

プエルトリコは3勝0敗の無敗を維持。一方、ドミニカ共和国は現在1勝2敗。

ニカラグアがオランダに逆転勝利を決め、グループＢでトップに立った。

3イニングを投げたギアン・カルロス・ロペスが継投で活躍し、ニカラグアは4回に1点、5回に2点を入れて勝利した。

この勝利でニカラグアは3勝0敗。オランダは1勝2敗となりスーパーラウンドの切符を賭けてベネズエラと対戦する。

日本の三塁手、新井悠河の5打点の活躍により、日本はコロンビアに14-3で6回コールド勝ちを収めた。コロンビアは1回裏に1-0と先制に成功し3回までリードを保っていたが、その後日本が4イニング立て続けに2点以上を獲得し大勝に終わった。

日本は先発の福井那留が3.2イニングを投げて2安打1失点、太田蓮は2.1イニング投球、3安打2失点。両投手とも2奪三振。勝利投手は太田。

コロンビアは、エベル・ミランダとアンデル・エロリアガが3打数2安打、1打点、1得点をマーク。両選手でこの試合のコロンビアの5安打中4安打を占めた。

日本は3勝0敗でグループＡ首位。コロンビアはこれで立て続けに2敗を喫し、1勝2敗となった。

コロンビアのカルタヘナにあるノビエンブレスタジアムで行なわれた最終戦では、メキシコがチャイニーズ・タイペイを5-1で破り、スーパーラウンド進出争いに生き残るための重要な一戦を制した。

ディエゴ・ロルダンは5イニングを無失点に抑える好投を見せ、チームメイトも最初の4イニングで5得点と援護した。

メキシコは調子を取り戻し現在2勝1敗、月曜日にニカラグアと対戦する。チャイニーズ・タイペイは南アフリカと対戦。

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メキシコ 5 - 1 チャイニーズタイペイ -ボックススコア

5回裏-Wei Linが三塁手アレックス・トロサの送球エラーで出塁。三塁に進み、同じプレーで送球エラーで得点し1点を返した。メキシコが5-1でリードのまま。

4回表 - ショート・ Li-Ya Yuの守備エラーでメキシコが2点を追加し、5-0とリードを広げる。

3回表 - メキシコはフランシスコ・デル・カンポがアレハンドロ・ゴンザレスのタイムリーで1点追加。メキシコが3-0でリード。

2回表：先頭のフランシスコ・デル・カンポが二塁打を放ち、アルフレド・マガーニャのタイムリーで得点、マガーニャ自身もペドロ・サラスのタイムリーで得点した。

第18試合 - 19:00, デノビエンブレスタジアムカルタヘナ
メキシコ - #19 - Diego Roldan （右腕）
チャイニーズタイペイ - #18 - Jyun-Hao Wang （右腕）

プレビュー - カルタヘナのグループBでは、チャイニーズ・タイペイとメキシコが第18試合で激突する。この2チームが前回この年齢カテゴリーで対戦したときは、チャイニーズ・タイペイがエルモシージョでの雨天中止の試合を2-1で制した。現在チャイニーズ・タイペイは2勝でグループ首位に立ち、メキシコは昨夜のオランダ戦で惜敗し、1勝1敗。

日本 14 - 3 コロンビア - ボックススコア

6回表-日本がまたも5ラン。3安打3四球で14-2とリードを広げる。新井悠河の2ランがこの回のハイライト。

5回表-先頭から3連続四球、続くショートのセバスティアン・セルバンテスの送球エラーで日本は2点を追加。9-1と日本が依然リード。

4回表 - 新井悠河の2点適時打で7-1とリードを広げる。

3回表 - 日本が5点を奪い、試合の主導権を握る。連打でランナーを2人出し、川上慧のレフト前ヒットで同点に並んだ。中嶋蒼空がゴロで勝ち越し点を挙げると、中島齊志のタイムリー、戸倉光揮の左中間への2点タイムリー二塁打で5-1とリードを広げた。

第17試合 - 19:00, バランキージャ、エドガーレンテリアスタジアム
日本 - #19 - 福井那留（右腕）
コロンビア - #0 - Juan José Payares Martínez（右腕）

プレビュー - 午後7時、オープニング・ラウンド第3戦でコロンビアと日本が対決する。2年前にこのカテゴリーで対戦し、7-4 で日本が勝利している。日本は2勝0敗でグループA首位、コロンビアはプエルトリコとの延長戦の末の敗戦を喫し1勝1敗。

オランダ 2 - 3 ニカラグア - ボックススコア

5回裏 - ニカラグアが5回に逆転。エラーで1塁からヨハン・サラビアが得点し、さらにエディ・コロナドが勝ち越しのタイムリーでチームにリードをもたらした。

4回裏-3連続四球とヒットでニカラグアが点を返す。しかし、その後3つのゴロで倒れチャンスを逸した。2-1でオランダのリード。

2回表 - オランダが再び得点。ライシェルノン・オゲニアのフルカウントからの満塁押し出し四球で2-0とリードを広げる。

1回表：オランダは2四球と内野安打でノーアウト満塁のチャンスを作るが、フラン＝ジャン・ハセスのセンターフライで1点を返すにとどまる。ニカラグアのリリーフ、ディードリッチ・ロドリゲス（先発ケビン・メサに代わって登板）が連続レフトフライでピンチを脱出。オランダが1-0でリード。

第16試合 15:00 カルタヘナ、デノビエンブレスタジアム
オランダ - #13 - ザイル・トロンプ　（左腕）
ニカラグア - #12 - ケビン・メザ　（右腕）

プレビュー - 第16試合は、U-15ワールドカップでこれまで対戦したことのないニカラグア対オランダ戦。オランダは昨日のメキシコ戦で快勝した勢いを維持し、ニカラグアは連勝記録を伸ばしたいところだ。

プエルトリコ 10 - 3 ドミニカ共和国 - ボックススコア

6回表 - 2アウトからプエルトリコが4本のヒットを放ち、2点を奪い10-3とリードを広げる。

5回表 - バレンティン・カラスキージョがヒットで出塁し、アドニエル・キレスの適時打で得点。プエルトリコが8-3でリード。

4回裏 - ドミニカ共和国打線が息を吹き返し、3得点。エウニエル・デ・ラ・クルスのタイムリー二塁打、ミゲル・グルーロンの2ランでドミニカ共和国が同点に並んだ。

4回表 - アドニエル・キレスとブラッドリー・ロドリゲスが内野安打で出塁すると、ゴロと犠牲フライで生還。プエルトリコ7-0。

2回表 - 先頭のホセ・メンデスの三塁打を皮切りにプエルトリコが3安打3得点のビッグイニング。暴投、サードフライ、ブラッドリー・ロドリゲスのタイムリーで5-0とリードを広げる。

1回表- プエルトリコが2点を先制。先頭が四球とエラーで走者一、二塁、四球と暴投で2点を先制。プエルトリコはヒットを出さずに2-0とリード。

第15試合 - 15:00　バランキージャ、エドガーレンテリアスタジアム
プエルトリコ- #29- ビクター・リベラ（左腕）
ドミニカ共和国 - #45 - アレクサンダー・デ・ロ・サントス（右腕）

レビュー - プエルトリコとドミニカ共和国がバランキージャで対戦。両チームがU-15野球ワールドカップで顔を合わせるのはこれが初めて。最後に対戦したのは今年、アメリカ大陸予選の決勝で、プエルトリコが5-4で勝利し、大陸タイトルを獲得した。プエルトリコは今大会無敗、ドミニカ共和国は1勝1敗。始球式は午後3時。

2024 U-15 Baseball World Cup - Game 15 - PUR vs DOM

ニカラグア 21 - 1 南アフリカ - ボックススコア

5回表 - ニカラグアが4安打で3点を追加し、21-1とする。

プレビュー - ニカラグアと南アフリカは、昨日の試合を再開。18-1とニカラグアがリードしている5回表から。

南アフリカ 0 - 10 ベネズエラ - ボックススコア

5回裏 - ベネズエラはカミロ・グティエレスの最後のタイムリーを含む3安打で3点を奪い、5回コールド勝利を決めた。

4回裏 - セバスティアン・シルバの左中間へのヒットでフランシスコ・マルケスとジーザス・チャベスが生還。ベネズエラが7-0にリードを広げる。

3回裏-ベネズエラがさらに1点を追加。エリンジャー・カスティーヨが死球で出塁すると、盗塁とアベル・イダルゴの右中間フライで三塁へ。アンドレス・トリアナのシングで得点。これでベネズエラが5-0のリード。

2回裏-ベネズエラが4点リード。アンドレス・トリアナのタイムリーで先制し、フランシスコ・マルケスの二塁打、ジーザス・チャベスの犠飛が続く。ベネズエラが4-0でリード。

第14試合 - 10:30, カルタヘナ、デノビエンブレスタジアム
南アフリカ - #7 - Jamie Moran （右腕）
ベネズエラ - #21 - Manuel Ramirez （左腕）

プレビュー - カルタヘナデインディアスで、南アフリカは10:30からベネズエラと対戦。この2チームは、2022年8月29日にエルモシージョで開催された前回大会で対戦。ベネズエラはアフリカ代表を相手に5回11対1コールド勝利を収めた。今大会では両チームとも最初の2試合を落としており、初勝利を狙う。