チェコがWBSCプレミア12の前に行われるアジアツアー出場選手28名を発表Czechia announce 28-player roster for Asia Tour ahead of WBSC Premier12

世界ランキング14位のチェコは、ラグザスpresents WBSCプレミア12 2024 の前に行われるアジアツアーの最終登録メンバーを発表した。チェコは11月2日と3日に台北ドームで3位のチャイニーズタイペイと、11月9日と10日にバンテリンドーム名古屋で1位の日本と対戦する。

2023年大会終了時点で15位だったチェコは、ラグザスpresents WBSCプレミア12 2024への出場権を得られなかった。

パベル・チャディム監督が選出した28選手は以下の通り

投手 (14) Jan Vasourek, Tomas Duffek, Jan Tomek, Ondrej Vank, Filip Capka, Michael Senay, Dan Padysak, Filip Kollman, David Krecek, Ondrej Sotoria, Jake Rabinowitz, Tomas Ondra, Lukas Hlouch, Lukas Ercoli.
捕手 (3) Matous Bubenik, Martin Zelenka, Martin Cervenka.
内野手 (6) Willie Escala, Ben Morgan, Jakub Kubica, Martin Muzik, Milan Prokop, Vojtech Mensik.
外野手 (4) Michal Sindelka, Arnost Dubovy, Matej Mensik, Marek Chlup.
UTILITY (1) Marek Krejcirik

ほとんどの選手はチェコのエクストラリーガで活躍しているが、4人はアメリカで、1人は日本でプレーしている。エスカラは独立系アメリカズ・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンでプレー中。セネイは18歳の有望株で、フロリダ大学に入学した。ダン・パディサックはジョージア大学を卒業したばかり。ゼレンカはノースカロライナ大学ウィルミントンでプレー。フルプは最近、日本プロ野球（NPB）の東京ジャイアンツと契約した。

チャディム、チェルベンカ、ムジーク、チュラップは、侍ジャパンシリーズ　日本vs欧州選抜2024のロースターだった。

「今年最大の世界的野球イベントを前に、世界ランクトップ3の2チームから招待を受け、この試合に参加できることを大変光栄に思います」とチャディムは記者会見でコメントした。

チャディム監督は、ワールドベースボールクラシック出場歴のある元MLB中堅手のエリック・ソガード以外ではポジション・プレーヤーたちに期待している。投手陣には新しい顔を探す必要があった。

「アメリカから2人、チェコから1人の大学生投手が大学からリリースされませんでした。さらに今年、過去最多となる7人の代表候補が2024年内に投球腕を手術することになり、事態は複雑になりました」と投手選考が難航したと語った。