WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループB 平潭ソフトボールスタジアム9周年を祝う

2024年8月14日から18日まで、平潭ソフトボールスタジアムでWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループB が開催され、イタリア、日本、オランダ、ペルー、プエルトリコ、開催国中国が2025 ファイナルステージの2枠をかけて競い合う。これは素晴らしい国際ソフトボールの祭典となるだけでなく、世界でも最高の国際ソフトボール会場の1つとなるだろう。

平潭ソフトボールスタジアムは、中華人民共和国初のユースゲームズ開催に合わせて、2015年に中国で最新の国際基準のソフトボールスタジアムとしてオープンした。1億人民元（1,400万ドル）のプロジェクトには、2つのフィールド（メインフィールドとサブフィールド）、トレーニンググラウンド、国際大会を開催するための施設が含まれている。メインフィールドには5,000席の観客席と巨大なビデオボードがあり、平潭ソフトボールスタジアムは中国最高のソフトボールスタジアムと見なされるにふさわしいすべてのものを備えている。

このスタジアムは開場以来、中国で初開催されたベースボール5やU-18女子ソフトボールアジアカップ2023など、さまざまな野球やソフトボールの大会やその他数百の全国および省レベルの大会を開催してきた。

平潭ソフトボールスタジアムは過去 10 年間、この地域のソフトボールの発展に尽力してきたが、その間に最近、さらに 3 つの野球場が完成し、試合開催の柔軟性が高まった。新しい球場は、国内有数の野球/ソフトボール競技場建設計画の一環として開発された。

野球・ソフトボール発展の原動力

過去10年間に平潭ソフトボールスタジアムで開催されてきた大会は、中国の野球/ソフトボールの発展に極めて重要な役割を果たしてきた。「これらの大会は街を盛り上げ、人々に野球の知識だけでなく、野球への熱意をもたらしました」と、平潭総合試験区の旅行文化スポーツ局のスポーツ部門スタッフである Yongquing Lin氏は語った。

2015年以来、平潭では野球/ソフトボールが目覚ましい成長を遂げてきた。今年初めには、56の野球/ソフトボールチームが登録され、100人以上のコーチがトレーニングを受け、県内の25以上の学校で野球/ソフトボールがカリキュラムに組み込まれた。

「私たちの目標は、学校、公共部門、企業、地域社会から100チームを集めることです」とLin氏は語った。

野球・ソフトボールの未来の中心

国際大会の開催に加え、平潭はスポーツの将来的な発展に向けたビジョンを持っている。「私たちはスポーツのトレーニング、スポーツ医学、用具製造の側面にも力を入れています」と福建省体育局局長のDesheng Yeh氏は語った。

.平潭ソフトボールスタジアムがWBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループBの開催中に世界の注目を集める一方、近くに新しく建設された野球場では間もなく海峡両岸野球大会が開催され、台湾海峡の両側から8チームが野球場での初試合に参加する予定だ。

平潭は将来的にさらに多くのものを提供する予定だ。

平潭総合実験区の旅行・文化・スポーツ局長、 Chang-Chun Wei氏によると、さらに大規模な39億人民元（5億4300万ドル）の国際野球・ソフトボール複合施設プロジェクトの場所も指定されているという。

「この敷地には、26,000席の屋内野球場、20,000席のスタジアム、6,000席の屋内アリーナなど、さまざまなシナリオでの野球やソフトボールのイベントのニーズを満たす施設が設けられます。」

「最先端の国際野球・ソフトボール複合施設を建設します。それが私たちの目標です」とWei氏iは語った