WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループBプレビュー 　次世代のスター達が平潭に集結

8月14日から18日まで中国平潭で開催される WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループB の開幕前夜、参加6チームのキャプテン達は来年のファイナルステージへの2枠を狙って世界に挑戦する準備を整えた。わずか2枠を6チームが争う中、次世代のソフトボールスターたちは、すべての試合に全力を尽くす決意と忍耐力を発揮する準備ができている。

イタリアのFelicia Di Pancrazio選手は、平潭市に到着するまでの準備について「私たちはイタリアでいくつかの大会に参加し、チェコ共和国U-18やアメリカの代表チームなどレベルの高いチームと対戦しました。また、カナダでも約10日間過ごし、現地の最高の大学チームと対戦しました」と語った。

イタリア代表のAndrea Longagnaniヘッドコーチは「イタリアチームはアメリカ、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラのトップの監督やコーチと協力し、あらゆる専門知識を活用している」と言った。

ランキング１位でこの大会に臨む日本のキャプテン、塩田優和は、チームの目標をはっきりと述べた。「はい、私たちの目標は1位を獲得することです」塩田によると、彼女のチームは日本では選手とスタッフ間のコミュニケーションを最優先にしてきたと語った。「日本代表として、チームが勝利を達成するためにチームに何が一番必要なことかを全員にはっきりと伝わっていなければなりません」

オランダのキャプテン、Senna Grootingsは、試合で勝つための秘訣を自分なりに語った。「私たちは今まで常に喜びを持ってプレーすることで、最高のチームの一つになることを目指してきました。互いに競い合い、プレーすることの喜びを持ち続けることが、私たちの成長に繋がると信じています」

「我々の強みは、団結力のあるチームであることです。オランダは小さい国なので、皆で集まりやすいですし、コミュニケーションを取り、お互いをサポートすることができます」とGrootingsは語り、さらに「多様なチームと対戦できることに興奮しています。我々の文化は豊かで、他のチームの異なったスタイルに興味があります。色々なチームと対戦する機会を得られたことに感謝しています」と付け加えた。

ペルーのキャプテン、Wendoly Nicole Santa Cruz Layaは、チームがファイナルステージ進出を確実にすることに自信を持っていると語った。「私たちはこの大会のために徹底的に準備してきました。過去2、3年間、一生懸命練習してきました。この練習と皆の努力があれば、私たちは勝てると確信しています」

プエルトリコのキャプテン、Luna Maria Taboasは、チームの現状について非常に明確な見解を示している。「私たちはフィールド上で最も強力な守備力の あるチームの一つだと思います。それは確かです。その大きな理由は、私たち全員が一つの家族であることです。私たちは家族のように行動し、家族のように働き、家族のようにお互いを理解しています。私たちの相互関係はまさに家族そのものだと言えますす」

大会の開催国チームである中国のキャプテン、Zhou Menghuan は、本拠地で戦うという状況はプレッシャーになることを認め、「でも、やる気も出ます」と語った。は、Taboasの大家族の一員であるという考え方に同意し「私たちは家族として共にこの挑戦に立ち向かいます」と述べた。

中国は大会前に160日以上に及ぶ長期トレーニングキャンプを開催し、Zhouは「技術、理解、結束力が大きく向上したと思います。またこの大会ですべてのチームと対戦できることに興奮しています」と語った。

最後に「中国へようこそ。皆さんがここで素晴らしい経験をされることを願っています。」とZhou選手は述べた。

WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップグループBトーナメントは8月14日から18日まで開催される。ペルーと日本が現地時間13:00に開始し、続いて16:00にオランダとプエルトリコ、19:00からナイトゲームで中国とイタリアが対戦する。

すべての試合は 、WBSCの公式オンラインストリーミングプラットフォーム「 GameTime 」で視聴可能。中国では、中国ソフトボール協会のWeChatアカウント、地元のスポーツストリーミング番組プロバイダーhupu.com、  miguvideo.comを通じて試合を視聴することが出来る。