WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップファイナルステージ2025　チャイニーズタイペイとチェコの出場が決定

世界ランキング4位のチャイニーズタイペイと10位のチェコは、 7月23日から27日までブラジルのサンパウロにあるエスタディオ・ムニシパル・デ・ベイセボル・ミエニシで開催されたグループAで素晴らしいパフォーマンスを見せ、アメリカのダラスで開催される2025年WBSC U-18女子ソフトボールワールドカップファイナルステージへの出場を確定した最初のチームとなった。

チャイニーズ・タイペイは、Jin-Lin Juangのサヨナラホームランで世界ランキング34位のニュージーランドに9対1で圧勝し、グループAの試合を終えた。大会を圧倒したチャイニーズ・タイペイは、対戦相手を59安打10被安打で圧倒し、6試合中4試合コールド勝ちで終了した。

ニュージーランドとの最終戦では、チャイニーズ・タイペイが序盤から攻撃力を発揮、5回にJuangがサヨナラホームランを放ち無敗の記録を確定した。

Yu-Ching Loは3打数2安打2得点と力強い打撃率を見せた。投手の Yi-Ting Chouは5イニングで6奪三振、被安打2、失点1と素晴らしい投球を見せた。彼女は13.1イニングの投球で防御率0.51という見事な成績を収め、防御率トップで大会を終えた。

Wei-Chi Lin も2打数2安打、1得点の好成績で、グループAの最優秀選手に選ばれた。打率.706、打点5、得点7、三塁打4、二塁打2、盗塁1を記録。打率、安打数（12）、三塁打数、長打率（1.294）で大会トップの成績を収めた。

チェコは敗者復活戦でニュージーランドを7対1で破り、2025年ファイナルステージ進出を決めた。Nikola Skardovaは10奪三振の完投でチェコを決定的な勝利に導いた。7イニングを投げて3安打1失点に抑え、プレーオフでチームをイギリスを相手に2対0の勝利に導いた前回の活躍に続き、素晴らしい活躍を見せた。

一方、開催国のブラジルは第32位コロンビアを7回で逆転し、6対5で勝利してグループAの5位に終わった

グループ B とグループ C の上位 2 チームと、3 つのグループ全体で最も成績の良かった 3 位チームがワイルドカード枠となり、これで2025 年のフィアナるステージに参加する 8 チームが揃う。

グループBは8月14日から18日まで中国・平潭で開催される。開催国で世界ランキング11位の中国は、同2位の日本、3位のプエルトリコ、3位のオランダ、7位のイタリア、15位のペルーと対戦する。

グループCは、8月29日から9月2日までアメリカダラスで開催される予定。開催国アメリカは、第5位カナダ、第8位メキシコ、第9位オーストラリア、第16位フィリピン、第21位アイルランドを迎える。