WBSCベースボール5ワールドカップ2024出場グループ発表
15/08/2024 1 記事を読む目安時間

WBSCベースボール5ワールドカップ2024出場グループ発表

10月7日から12日まで香港のセントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで開催されるWBSC ベースボール5 ワールドカップ 2024には、2022年の第1回大会の上位3チーム、キューバ、日本、チャイニーズ・タイペイが出場する。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、2024年10月7日から12日までホンコン・チャイナのセントラル・ハーバーフロント・イベントスペースで開催予定のWBSC ベースボール5 ワールドカップ2024の出場チームを発表した。

セントラル・ハーバーフロント・イベントスペースは、36,000平方メートルのオープンエアのスペースで、12チームが参加するこの大会にふさわしい場所である。2022年にメキシコのエル・ソカロで開催されたWBSCベースボール5ワールドカップの第1回大会に続き、香港のスカイラインを背景にしたこの会場は、もうひとつの象徴的な場所となる。

この大会では、バランスの取れた競争力のある大会を実現するため、12チームが以下の基準に従って6チーム2グループに分けられる。

グループ分けの基準(英語版
グループ分けの基準(スペイン語版

グループAでは、第1回大会3位のチャイニーズ・タイペイ(世界ランク1位)、第1回大会王者のキューバ(世界2位)、南アフリカ(6位)、リトアニア(10位)、ベネズエラ(13位)、そして開催国の香港(17位)と対戦する。

グループBに参加するのはチュニジア(世界3位)、フランス(4位)、2022年の銀メダリストの日本(5位)、メキシコ(7位)、中国(9位)、オーストラリア(39位)、同様にエキサイティングな試合を繰り広げるだろう。

大会には5大陸から参加する。アメリカとアジアは3枠ずつ、アフリカとヨーロッパは2枠ずつ、オセアニアは1枠、さらに開催国/ワイルドカード枠がある。

WBSC Baseball5 World Cup groups

WBSCのグループ分けの基準は、大陸のバランス、2023年12月31日現在のWBSC/KONAMI ベースボール5世界ランキングに基づく大陸の順位、予選大会の結果という3つの要素に重点を置いている。

当初、グループAはアメリカ1、アジア2、アメリカ3、グループBはアジア1、アメリカ2、アジア3という設定だったが、大陸間のバランスを維持するため開催国のアジアがグループAに移動し、オセアニアがグループBとなった。この調整により、グループAはアメリカ1、アジア2、アメリカ3、開催国チーム、グループBはアジア1、アメリカ2、アジア3、オセアニアとなった。

次に、WBSC/KONAMI ベースボール5世界ランキングに基づいてヨーロッパとアフリカの上位チームが追加された。ヨーロッパ1(フランス)とアフリカ1(チュニジア)は、バランスを取るために別々のグループに入った。これにより、グループAはアメリカ1、アジア2、アメリカ3、開催国チーム、ヨーロッパ1、アフリカ2、グループBはアジア1、アメリカ2、アジア3、オセアニア、アフリカ1、ヨーロッパ2となった。

最後に、順位と成績に基づいたチーム分けの基準を適用し、最終的なグループが決定する。これにより、グループAはキューバ(アメリカ1)、チャイニーズ・タイペイ(アジア2)、ベネズエラ(アメリカ3)、香港(開催国)、リトアニア(ヨーロッパ1)、南アフリカ(アフリカ2)。グループBは日本(アジア1)、メキシコ(アメリカ2)、中国(アジア3)、オーストラリア(オセアニア)、チュニジア(アフリカ1)、フランス(ヨーロッパ2)となった。

WBSCベースボール5ワールドカップ2024の日程は今後発表予定。

2022年にメキシコで開催された第1回WBSC ベースボール5ワールドカップでは、キューバ、日本、チャイニーズ・タイペイが表彰台に上り、開催国の香港(中国)は12位に終わった。