28/07/2024 - 03/08/2024

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数字が語る日本の圧倒的な強さ WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ
05/08/2024 1 記事を読む目安時間

数字が語る日本の圧倒的な強さ WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ

マドンナ・ジャパンは打率、出塁率、防御率で上回った。個人では、カナダのセーナ・キャタロールが大会MVPの白石美優と同じレベルでプレーした。

野球において統計はいつも真実を語ってくれる。カーネクスト presents WBSC 女子野球ワールドカップファイナルステージ2024で日本が最高のチームであったことが数字の上からもよくわかる。

マドンナ・ジャパンの打率は.401、塁打数は85、エラー6つ、マウンドに立った7投手の防御率は1.71をマークした。

大会リンク

2位のアメリカは打率.320、65塁打、失策9、8投手陣で防御率3.60を記録。

日本は平均して2失点、アメリカは4失点で勝利している。

出塁率(OBP-.490、アメリカは.425)も日本が最も高かった。塁に出ることが日本の攻撃の口火であり、日本は走塁と単打でつなぐ野球を重視した。捕手の英菜々子(OBP.643)、DHの星川あかり(.545)、1番打者の三浦伊織(.537)、そして大会MVPの白石美優(.538)がもっとも頻繁に出塁した。

中島梨紗監督は日本の優勢を控えめに語ったが、数字をみるとその強さは圧倒的である。

「私たちは7大会連続で世界タイトルを獲得しましたが、私たちが圧倒的に強いという実感はありません。今日の試合もどちらに転んでもおかしくありませんでしたが、アメリカには彼女たちの勢いがありませんでした。私たちはまだまだ課題も多いです。今大会でもっと努力していかなけれなならないことを学びました」と中島はコメントした。

個人としては、カナダのセーナ・キャタロールがMVP級の活躍を見せ、白石と並ぶ9安打を放ち、盗塁数(6)、得点(10)、出塁率(.625)という驚異的な数字を残した。

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カナダは打率.291、9投手の防御率は合わせて3.59を記録したものの、最大の問題は守備のエラー17という数字だ。

4位のメキシコの打線はさらに遅れをとる。打率は.214、OBPは.315にとどまった。この数字から、メキシコの打者の出塁率は31%だったことがわかる。メキシコは10投手を起用し、防御率は6.36。守備陣は9つのエラーを犯したが拮抗した試合をつづけた。

ベネズエラはわずか4試合しかできなかった。エラーは4つのみという成果は大きいが、打線(打率.239)とERA6.00が仇となった。

チャイニーズ・タイペイは、 Yi-Hsuan Chenが打率.563(打率.318)をマークしたが未勝利に終わった。投手陣はERA6.10を記録し、守備陣は11のエラーを犯した。

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