17/09/2024 - 21/09/2024

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WBSC Men's Softball World Cup 2024 - Group C - Official Payoff
WBSC男子ソフトボールワールドカップ グループCプレビュー  オクラホマシティでの優勝候補は日本&アメリカ
15/09/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC男子ソフトボールワールドカップ グループCプレビュー オクラホマシティでの優勝候補は日本&アメリカ

グループCには、5度の世界王者に輝いたアメリカと、3度のメダリストである日本(銀メダル2個、銅メダル1個)が参加する。

WBSC男子ソフトボールワールドカップの最後のグループステージとなるグループCの大会がアメリカのオクラホマシティで行われる。ファイナルステージ2025 の出場2枠を懸け、日本(世界4位)、アメリカ(7位)、グアテマラ(13位)、コロンビア(17位)、南アフリカ(18位)、オランダ(19位)がデボンパークのOGEエナジーフィールドで対決する。

グループCは、5度の世界王者のアメリカと、3度のメダリストである日本(銀メダル2個、銅メダル1個)が参加する。両チームとも、来年のファイナルステージ進出2枠を獲得する有力候補として、この大会を迎える。

グループCのプレビューは以下の通り。

コロンビア

  • MSWC 出場回数: 1回
  • 最高成績: 10位 (2013)
  • 2022大会成績: N/A
  • 世界ランキング: No. 17

4月のパンアメリカン選手権で5位に入賞したコロンビアは、オクラホマシティで2度目のWBSC男子ソフトボール・ワールドカップに参加。過去に出場したのは2013年オークランド大会で10位に終わった。

2013年は3勝4敗でグループBを通過したがプレーオフで敗退。コロンビアはメキシコ(5-0)、フィリピン(4-2)、オランダ(7-0)に勝利。オクラホマではメキシコと再び対戦する。

11年前の投手2人(ラミロ・エスコルシアとエルキン・チンチラ)が、今回のWBSC男子ソフトボール・ワールドカップに復帰し、2度目の出場となる。エスコルシアは防御率1.08で大会2位。26イニングを投げて41奪三振、自責点はわずか4だった。一方、チンチージャは9.1イニングを投げ、9三振を奪った。

攻撃面では、ヘイスン・アニーヨがアメリカ大陸予選で打率.353、3得点、4RBIと大活躍。チームとしての打率は.202だった。

グアテマラ

  • MSWC 出場回数: 1回
  • 最高成績: 12位 (2015)
  • 2022大会成績: N/A
  • 世界ランキング: No. 13

グアテマラは4月のアメリカ大陸予選で4位で史上2度目のワールドカップ出場の切符を手にした。グアテマラの初出場はサスカトゥーン2015で、グループAではインドネシア(7-)とフィリピン(4-0)に勝って2勝5敗とした。プレースメントラウンドではデンマークを3-1で破り、最終戦でアメリカに4-0で敗れた。2015年チームからはゲラルド・ダカレ、アルバロ・ダカレ、ペドロ・ディエゲス、アレックス・フネス、ホルヘ・セグラ、ルイス・ビジャの6選手が出場。

グアテマラは、ベテランのエース、ホルヘ・セグラと22歳のフアン・ディエゴ・モラレスを筆頭とした投手陣に期待している。セグラは2015年に33イニングを投げ、相手から50個の三振を奪ったが、23個の四球を与えた。一方、モラレスはU-18男子ソフトボールワールドカップ2020でチームを6位、昨年のWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップでは11位に導いた。

アメリカ大陸予選では、セグラが24.1イニング、モラレスが18イニングを投球する重労働を担った。防御率はそれぞれ0.86と3.89。

打撃では、パンアメリカン選手権で打率.462、WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップ2023で打率.579を記録したネリー・デル・シドが脅威となる。

日本

  • MSWC 出場回数: 17回
  • 最高成績: 2位 (2000・2019)
  • 2022大会成績: 7位
  • 世界ランキング: No. 4

日本はWBSC男子ソフトボール・ワールドカップに毎回出場。2000年と2019年の2度、銀メダルを獲得したが、まだ優勝したことはない。2019年の決勝でアルゼンチンに敗れた後、2022年に優勝候補の一角としてオークランド大会に出場したが、グループBで2勝3敗の成績でスーパーラウンド進出はならなかった。

2024年には、2022年のチームからは浜本悌、片岡太洋、黒岩誠亥、森田裕介、櫻庭佑輔、鳥山和也、八角光太郎の7選手が続投するが、投手はすべて一新した。

オクラホマシティでサークルに立つのは池田空生、長井風雅、小野寺翔太の3投手。長井は2016年にミッドランドで開催されたU-18世界選手権で日本の優勝に貢献し、小野寺はU-18ワールドカップ2018とU-23ワールドカップ2023の銀メダルチームだった。

日本はアジア予選の優勝チームとしてワールドカップ出場を決めた。チームは打率.371、46得点、無失点。

オランダ

  • MSWC 出場回数: 6回
  • 最高成績: 13位 (1996・2019)
  • 2022大会成績: N/A
  • 世界ランキング: No. 19

オランダは1996年のミッドランド大会で初出場を飾り13位に終わった。それ以来、9回のワールドカップのうち6回に出場。しかし、トップ10入りは果たせず、13位から15位という成績が続いている。

ベルギーとの劇的な戦いを10-7で制し、7回に5点を奪って逆転し、ヨーロッパ選手権の銅メダルを獲得した。

ヨーロッパ選手権では、エメロン・ルーレンス投手が25イニングを投げ、16安打、12自責点、27奪三振、20出塁。ルーレンスはワールドカップのロースターに入っており、オランダチームの要になることが期待されている。

打線では、ジェファーソン・デルフィナが打率.421、エルドリック・ダイクフが.412を記録し、大会期間中チームを支えた。

南アフリカ

  • MSWC 出場回数: 11回
  • 最高成績: 7位 (1976)
  • 2022大会成績: 11位
  • 世界ランキング: No. 18

南アフリカがワールドカップに出場するのは4大会連続、過去9大会で8回目となる。南アフリカは男子ソフトボール・ワールドカップに11回出場しており、男子ソフトボール最高峰の大会に最も多く出場しているアフリカの国である。3月のアフリカ選手権では、決勝で宿敵ボツワナを2-0で下して優勝した。

登録選手のうち2022年のニュージーランド・ワールドカップに出場したベテランは、マンコモロ・チェパペ、ローワン・エバーソン、ティディマ・ケカナ、ルーカス・ラモラ、マンドラ・マツウェンヤネ、タイロン・ミルン、モガウ・トゥプディの7選手。この中で投手なのはケカナとラモラのみ。

2022年ワールドカップで、南アフリカが勝利したのはオープニングラウンドのデンマーク戦のみ。デンマークは最下位に終わった。

南アフリカが最後にトップ10入りしたのは、10位に終わった2017年ホワイトホース大会。2019年は12位、2022年は11位だった。

アメリカ

  • MSWC 出場回数: 17回
  • 最高成績: 優勝 (1966・1968・1976・1980・1988)
  • 2022大会成績:3位
  • 世界ランキング: No. 7

アメリカは、カナダ、日本、ニュージーランドと並んで、WBSC男子ソフトボールワールドカップに毎回出場している4カ国のうちのひとつであり、今回で18回目の出場となる。アメリカは5つの世界タイトル、1つの銀メダル、4つの銅メダルでメダル数獲得ランキング2位につけている。アメリカはこの大会で9位以下に終わったことがない。

WBSC男子ソフトボール・ワールドカップで18年ぶりのメダル獲得(銅メダル)を果たした2022年大会出場チームから、12人の選手が続投。代表初出場を飾るのはフレディ・ブラッドフォードとマルコ・ディアスの2人。

ブラッドリー・キルパトリックが不在のため、マルコ・ディアスとコディ・ギボンズの2人の若い投手が登板する。ディアスはメキシコのユースでピッチャーを務め、ギボンズは昨年のU-18ワールドカップでアメリカを4位に導いた。

前回のワールドカップで活躍したアメリカの2人の好打者がチームに戻ってきた。ジョナサン・リンチは打率.538、2本塁打、ブレイン・ミルハイムは打率.424、3本塁打、7RBI。

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