WBSC男子ソフトボールワールド カップグループC オクラホマシティー、デボンパークのOGE フィールドで開催

以前は米国ソフトボール殿堂複合施設として知られていたデボン パークは、9月17日から21 日まで、WBSC 男子ソフトボールワールドカップグループの会場となる。1987 年以来オクラホマ シティのアドベンチャー地区に位置するこのスタジアムは、 LA28 オリンピックソフトボールの競技会場として選ばれている。

5段階の改修を経て、この複合施設には現在4つの競技場がある。その中には、デボンパークにある伝説的なOGEエナジーフィールドも含まれている。この競技場は最近、2,750万ドルをかけて改装され、上層デッキが追加されて収容人数が4,000席増え、3階建ての記者席も設けられ、チケット窓口と複合施設の入口もアップグレードされた。

デボン パークでの各種イベントにより、スタジアムには年間 15 万人以上のファンが集まり、年間を通じてソフトボール ファンやアスリートの集まる場所となっている。

18,000平方フィートを超える敷地に建つこのスタジアムでは、試合を観戦したり、国立ソフトボール殿堂博物館まで歩いてすぐ行くことができる。ファン、アスリート、審判のためのさまざまな設備が整っているので、ソフトボールの参加者や愛好家がデボン パークを一生に一度は訪れたい場所の 1 つに挙げるのも不思議ではない。

 NCAA女子大学ワールドシリーズやオクラホマシティ・スパークの試合など有名な大会の開催地となっている4つの競技場があるこのデボンパークで、ソフトボールワールドカップが9年ぶりに開催される。デボンパークは2015年にジュニア女子ソフトボール世界選手権を開催した。

WBSC 男子ソフトボールワールド カップがアメリカで開催されるのは 28 年ぶりのことだ。最後に開催されたのは 1996 年ミッドランド大会で、ニュージーランドが3連覇を達成した。

さらに、オクラホマシティで同大会を行うのは、1968年の第 2 回大会以来 2 度目。全体として、アメリカで世界最高峰の男子ソフトボール トーナメントを開催するのは、今回で 5 回目となる。

オクラホマシティーは2028年のオリンピックでソフトボールの開催地となる。WBSCのフラッカーリ会長は、地元の熱心なサポーター、一流アスリート、最先端のスタジアムの組み合わせにより、オクラホマシティがオリンピックの興奮と活気に溢れた中心地となると確信している。

「ソフトボールは世界最高のスタジアムで行われるに値する競技ですが、オリンピックのソフトボールに対する観客の需要に独自に応えられるスタジアムで行われるべきだと思います。その点でオクラホマは他のどの選択肢よりもそれに適しているでしょう」とフラッカーリ会長は語った。「公式ではありませんがオクラホマは世界ソフトボールの中心地です。このスポーツとの深いつながりがあるため、この競技がさらに思い出深くエキサイティングなものになることは間違いないと確信しています」