男子ソフトボールワールドカップ2024グループA - 3日目: ベネズエラがドミニカ共和国に勝利、両国とも日曜のプレーオフ決勝進出確定、フィリピンがメキシコを驚愕させ、オーストラリアが延長戦で勝利

メキシコのエルモシージョで開催中のWBSC男子ソフトボールワールドカップグループAのオープニングラウンドが残り1日となった。ベネズエラ（4勝0敗）とドミニカ共和国（3勝1敗）がグループ決勝進出を決め、来年の決勝への切符をかけて対戦する。両チームのうちこの試合の敗者が3位対4位の勝者と対戦するため、決勝進出のチャンスは2倍となる。

プレーオフの最後の２枠をめぐる戦いは土曜日に決着がつくが、現在のところ、前回優勝のオーストラリアは２勝２敗、フィリピンは１勝２敗、メキシコは１勝３敗、チェコは０勝３敗。

• オープニングラウンドの上位4チームが日曜日のプレーオフに進出
• 来年の決勝戦への２枠をかけて戦われる。
• 世界2位のオーストラリアが前回の優勝国。
• チェコはヨーロッパチャンピオン
• 全6チームがWBSC/KONAMI男子ソフトボール世界ランキングの上位15位に含まれる。
• WBSC男子ソフトボールワールドカップで初めて2ステージ形式が採用され、 2024年にグループステージ、続いて2025年にファイナルステージが開催される。
• グループAはメキシコのエルモシージョ、グループBは7月10日から14日までカナダのプリンスアルバート、グループCは9月17日から21日までアメリカのオクラホマシティで開催 される。
• WBSC男子ソフトボールワールドカップ2024グループA - 2日目:ドミニカ共和国がチェコとオーストラリアに勝利して首位  ベネズエラがメキシコに勝利、オーストラリアがフィリピンに勝利
• WBSC男子ソフトボールワールドカップ2024 - グループA - 1日目:ピメンタルがベネズエラを導いてオーストラリアに勝利　2本のホームランでドミニカ共和国がフィリピンに勝利　メキシコがチェコに5回で勝利
• WBSC男子ソフトボールワールドカップグループAがGameTimeで生中継、メキシコ、チェコ、ニカラグアが放映権を獲得
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WBSC男子ソフトボールワールドカップグループAのこの日の最初の試合では、接戦の末、フィリピンが開催国メキシコを3対1で破った。2試合目では、ベネズエラがわずか5イニングでチェコを11対2で下し、この大会で無敗を維持した。オーストラリアは、 マーク・ハリスと ジェームズ・トッドハンターの連続ホームランで、8イニングでメキシコを6対1で下した。ジャック・ベスグロ―ブは完投。一方、この日の最後の試合では、ベネズエラがドミニカ共和国を5対0で破った。

フィリピンはフェルナンド・オルティス・スタジアムで18歳のJehanz Coroの素晴らしい投球パフォーマンスによりメキシコを3対1で破り、大会初の勝利に貢献した。コロは3安打、1失点、3四球のみで完投し、5奪三振。Mark Sarmientoは、3打数3安打、1打点、1失点の成績を残した。

この重要な勝利により、フィリピンの成績は1勝2敗となり、オープニングラウンドはベネズエラとチェコとのダブルヘッダーで終了する。彼らはまだプレーオフ進出の可能性を残す。

ベネズエラは、1と2のビッグイニングを含む4打席すべてで得点し、大会3勝目を挙げ、チェコを5回11対2で破った。

Engelbert Herreraは4打数3安打、3打点、David Galeno は2打数1安打、3打点、2得点の成績。サークルでは、 Eudomar Toyoがリリーフで3イニングを投げ、勝利投手となった。

オーストラリアは対メキシコ戦で、8回で6対1と待望の勝利を収めた。ジャック・ベスグロ―ブとカルロス・パラは8回まで投手戦を繰り広げ、メキシコの投手はCallum Beashelのタイムリーヒットで勝ち越し点を許した。その後パラに代わって Arturo Valdezが登板したが、Mark Harris と James TodhunterMark Harris に連続ホームランを浴びた。

ベスグロ―ブは8イニングを投げて15奪三振、8安打、1失点の成績で勝利投手、パラは7イニング以上を投げて10奪三振、8安打、4失点、4四球の成績で負け投手となった。

Luis Osorioがホームランを打ち、Maiker Pimentelが完封勝利を収め、ベネズエラがドミニカ共和国を 5-0 で下した。この結果により、両チームはプレーオフの第 1 戦と第 2 戦の進出権を獲得し、勝者はファイナルステージに進む。

ピメンテルは4安打を許しながら13奪三振。同大会では2完投、19.1イニング投球、35奪三振で3勝を挙げている。同大会で失点なし。

ドミニカ共和国 0 - 5 ベネズエラ -ボックススコア

6回裏 -Rogelio Sequera が適時打、内野安打で出塁していた Angel Adamesがホームインして1点追加。ベネズエラが5対0でリードした。

Republic.2回裏- Luis Osorioのホームランでベネズエラがドミニカ共和国に先制。

試合前- 最後の試合では、（当日開始時点で）無敗の 2 チームが直接対決。ドミニカ共和国（3-0）は、オープニング ラウンドの上位 2 位以内に入るために、連勝記録の継​​続を目指す。ベネズエラは、今日のダブルヘッダー2戦目でドミニカと戦う。

 両国が最後にワールドカップで対戦したのは2015年。ドミニカ共和国が4-0で勝利した。

オーストラリア 6 - 1 メキシコ -ボックススコア

8回表- Callum Seashellが1点適時打を放ち、オーストラリアがリード。その後、Mark Harris（3点）とキャプテンのJames Todhunter が連続ホームランを放ち、オーストラリアのリードは6対1になった。

7回裏- Jesus Cardonaの重要なタイムリー二塁打で同点。延長戦へ。

6回表- Jack Burtがライナーを右中間の隙間に放ち二塁打、Mar Harris をホームに送り同点。オーストラリアがリードした。

試合は3回まで無得点。 Jack Besgrove は8奪三振、2被安打。一方、Carlos Parraは5奪三振、４被安打。

試合前- 現地時間20:00の夜、メキシコはオーストラリア（1-2）と対戦してダブルヘッダーを終えた。この試合で良い結果が出れば、勝者はプレーオフに進出となる。オーストラリアはフィリピンと接戦の末に今大会初勝利を収めたが、その後ドミニカ共和国に4-1で敗れた。

メキシコとオーストラリアがワールドカップで最後に対戦したのは、2015年7月2日、カナダのホワイトホース以来。メキシコは5イニングで10対3で勝利した。

チェコ 2 - 11 ベネズエラ -ボックススコア

ベネズエラは3回にAngel Adamesがパスボールでホームインして1点を追加し、4回には Engerlbert Herreraのソロ本塁打で1点を追加した。ベネズエラは11対2でリードした。

2回裏- David Galenoの3点ホームランとEngelbert Herreraの三塁打でベネズエラが5点を奪い、リードを9対2に広げた。

2回表- Martin Turekが四球で出塁、 Martin Magulaが二塁打を放ち、2人の走者が得点圏に出塁。2人とも送球エラーで得点し。試合のスコアは4対2。

1回裏- ベネズエラは Rafael Floresの適時打の２点を含む6安打で4点を獲得し、早々にリードした。

試合前- この日の第 2 試合は、チェコ (0-2) とベネズエラ (2-0) の対戦。チェコは最初の 2 試合で勝利を収めていないため、この試合に勝って他のチームとの差を縮めれば、開幕ラウンド最終日のダブル ヘッダーでプレーオフ争いに残れるかもしれない。一方、ベネズエラはプレーオフ出場権獲得を目指す 2 試合を戦う。試合はムンディアリスタス・エルモシレンセで 18:00 に開始。

両チームが最後に戦った2019年6月22日のプレースメントラウンドでは、ベネズエラが 5イニングで 7-0で勝利した。

フィリピン 3 - 1 メキシコ -ボックススコア

7回表- フィリピンがパスボールで追加点を獲得。先頭打者Mark Sarmiento が単打を放ち、Denmark Bathanのヒットで二塁に進塁。その後三塁に到達、パスボールで得点した。

5イニングを投げ終えて、若年の Jehanz Coro が素晴らしい投球を見せた。2被安打1失点、3奪三振で2対1とリードのまま。

3回裏- Edgar Lopezがメキシコに得点。二塁手Jonathan Cardonaがセンターにヒットを放ち、スコアは2対1。

2回表- フィリピンが2点先制。Melvin de Castro がライト線に二塁打を放ち、パスボール2つでこの試合の初得点をマークした。 続いてMark Sarmientoが右翼へのヒットで2点目を奪い、フィリピンが2-0でリード。

試合前- フィリピン (0-2) とメキシコ (1-1) が、この日の最初の試合で対決する。両チームとも、プレーオフ進出争いに残るためには勝利が必要だ。フィリピンは、昨日オーストラリアに対して堅実な試合を展開し、5回までリードを保ち、好調。メキシコは昨夜のベネズエラ戦で 5-3 で敗れている。メキシコは対ベネズエラで打線が冴えず、この試合でヒットは3 本のみ、そのうち 2 本はソロホームランだった。本日メキシコはダブルヘッダーのため、フィリピン戦で巻き返し、夜の試合でオーストラリアに勝利する必要がある。フェルナンドオルティス球場で現地時間 17:00 に開始予定。

両国がワールドカップで最後に対戦したのは2019年6月20日、プラハで、   4イニングでメキシコが 12対2でオーストラリアに勝利している。