日本、ベネズエラを5回コールドで下し無敗をキープ

カナダのサンダーベイにあるポート・アーサー・スタジアムで開催中のWBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ2024は、火曜日の試合で世界ランキング1位の日本が序盤にリードを奪うとそのまま得点を重ねて3位のベネズエラを13安打-3被安打と圧倒。5回11-0でコールド勝利を収めた。

ベネズエラ先発のアブリル・アマロ。1回裏、三浦伊織が四球で出塁。只埜榛奈が初球をセカンドへ送りバントし三て浦を進塁させ、楢岡美和が2アウトからタイムリーを放って日本が先制した。

2回表、日本は先頭打者のヤカリー・モリーナをエラーで出塁させる。ミグリー・アングーロが右中間へヒットを放ち、モリーナを2塁へ進めた。日本の先発・田中露朝は続く2人の打者を三振に打ち取り、最後をセンターフライに抑えてこの回を終えた。

2回裏、一死から白石美優が二塁打を放ち、三塁へ進んだ。英菜々子が四球で一塁へ。三浦が2球目に左中間への2点タイムリー二塁打を放ち、日本のリードを3-0に広げた。

3回裏、日本が4点目を追加。川端友紀が楢岡の二塁打で一塁から得点を試みたが、本塁でアウト。しかし、日本は守備のエラーを生かし、白石美優のタイムリーでさらに1点を追加した。

マリア・マルカーノに投手交代するが、満塁のピンチ。日本は英と三浦が連続適時打を放ち、6-0とし、さらに連続四球で7点目。

ベネズエラの投手はルクレイレス・トバーに交代。わずか2球でこの回を切り抜けた。

4回裏、日本は再び攻撃を仕掛けた。白石美優が2点適時打、ピンチヒッターの長田朱也香がタイムリーで続いた。只埜榛奈がダブルプレーに倒れスリーアウトとなるが、その間に11点目が入った。

５回表、日本のマウンドには土屋愉菜が上がった。ステファニー・スアレスにベネズエラ3本目のヒットを許したが、スター遊撃手・岩見香枝のファインプレーでベネズエラを無失点に抑え、11点差でコールド勝利が決まった。

日本（3勝0敗）は4日目、5位メキシコと対戦する。ベネズエラ（1勝2敗）は現地時間19:00から7位カナダと対戦する。