28/07/2024 - 03/08/2024

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WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ3日目 日本とアメリカが首位をキープ
31/07/2024 1 記事を読む目安時間

WBSC女子野球ワールドカップファイナルステージ3日目 日本とアメリカが首位をキープ

アメリカは、アレックス・ヒューゴとデナイ・ベニテスの2ランホームランでカナダに13-4と快勝。日本はベネズエラに11-0で5回コールド勝ちした。一方、メキシコは5回と6回に4点を奪い、9-3でチャイニーズ・タイペイに勝利した。

カナダのサンダーベイにあるポート・アーサー・スタジアムで開催中のWBSC女子野球ワールドカップファイナル2024の4日目、世界ランキング1位の日本と4位のアメリカが3勝0敗で優勝候補としての力を見せつけた。

ベネズエラ(世界4位)、メキシコ(5位)、カナダ(7位)はそれぞれ1勝2敗で、主に3位決定戦への進出を狙う。

3日目の火曜日、日本とアメリカは、ベネズエラとカナダを相手にその圧倒的な強さを証明した。日本はベネズエラに11-0の5回コールド勝ちを収め、アメリカはアレックス・ヒューゴとデナイ・ベニテスの2ランホームランでカナダに13-4と圧勝した。一方、メキシコは5回と6回に4点を奪い、9-3でチャイニーズ・タイペイに勝利した。世界ランキング2位のチャイニーズ・タイペイはここまで勝ち星なし。

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大会リンク

アメリカ-カナダ 13-4

アレックス・ヒューゴとデナエ・ベナイツが初回と3回に2ラン・ホームランを放ち先制。オリビア・ピカルドは4イニングをわずか2安打に抑えた。

アメリカの先発はオリビア・ピカルド、カナダはアリソン・シュローダー。

アレックス・ヒューゴがシュローダーとの競り合いの末、9球目をセンターオーバーの2ランホームランを放ち、アメリカを先制させた。

2回表、カナダも得点に成功。ゾーイ・ヒックスが二塁打を放ち、ボークで三塁に進み、エミリー・バクスターのセカンドゴロで得点した。

2回裏、アメリカはリードを3-1に広げた。アシュトン・ランスデルの犠牲フライでジリアン・アルバヤティが3塁から生還した。

3回裏、2つのワイルドピッチとエラーでカナダはアメリカに4点目を許した。デナエ・ベニテスが左翼線に伸びた本塁打を放ち、6-1とスコアを広げた。

4回裏、アメリカはヒットを一本も出さずに7点目を獲得。シュローダーは無死満塁のピンチで降板。

カナダはエイミー・ジョンソンがリリーフに立つが、アメリカの打線を止められなかった。レミー・シェーバーが2ランを放ち9-1とし、ジリアン・アルバヤティが犠牲フライで10点目を入れた。

5回表、アメリカはコディ・エカートに投手交代するが、制球難でカナダは3点を追加した。アルバヤティが救援に立ちこの回を凌いだ。

5回裏、カナダはその裏、ジョンソンがボークで1失点し、またもや投手交代。しかし、ケイト・ブラントが2ランを放ちアメリカに点数を加え13-4。イーラ・デイ=ベダールが救援に立ち、この回を切り抜けた。

その後、両チームとも無得点に終わった。

試合レポート

日本-ベネズエラ 11-0

世界1位の日本がベネズエラに圧倒的な打撃力で5回コールド勝利した。

日本の先発は田中露朝、ベネズエラはアブリル・アマロ。

1回裏、楢岡美和が2アウトからタイムリーを放って三浦を生還させ、日本が先制した。

2回表、ベネズエラは無死走者一、二塁のチャンスをつくるが、田中露朝は続く2人の打者を三振に打ち取り、最後をセンターフライに抑えてこの回を終えた。

2回裏、三浦が2点タイムリー二塁打を放ち、日本のリードを3-0に広げた。

3回裏、日本は再び攻撃を仕掛けた。白石美優が適時打を放ち、アマ―ロを降板させた。

リリーフのマリア・マルカーノが四球で満塁のピンチ。英菜々子と三浦が連打で得点を重ね 6-0にリードを広げる。マルカーノはさらに2四球を出してもう1点を失ういトヴァ―に投手交代。トヴァ―はフライに仕留めてピンチを切り抜けた。

4回裏、引き続き日本の攻撃は止まらない。白石の2点タイムリー、ピンチヒッターの長田朱也香のタイムリーで3点を加え、さらに。只埜榛奈がダブルプレーに倒れスリーアウトとなるが、その間に11点目が入った。5回表、日本のマウンドには土屋愉菜が上がり無失点に抑え11点差でコールド勝利が決まった。ショートの岩見が今日いちばんの活躍を披露した。

試合レポート

メキシコ-チャイニーズタイペイ 9-3

世界ランキング5位のメキシコが、敗退が決まった同2位のチャイニーズ・タイペイに勝利し、メダルラウンド進出を決めた。チャイニーズ・タイペイは5回裏に2-1とリードを奪ったが、メキシコが連続4ランで逆転した。

チャイニーズ・タイペイの先発はChiao Yun Huang、メキシコはDani Leal。

メキシコは2本のヒットで先制。ロサ・デル・カスティーヨはダブルプレーに倒れたが、サマリア・ベニテスが三塁からこの試合最初の得点を挙げた。

チャイニーズ・タイペイの先頭2人がヒットで出塁。犠打で三塁と二塁に進み、Chi Fen Chenのタイムリーで同点に追いついた。

チャイニーズ・タイペイは三塁ランナー2人を無駄にした後、4回裏に勝ち越した。レアルは1アウトランナー3塁の場面で降板。Shi-Yun Lee がリリーフのナルダ・アンドラーデの2球目をとらえてホームに生還した。メキシコはショートのサマリア・ベニテスの活躍でこの回を切り抜けた。

5回裏、メキシコが逆転。3連続バントで満塁とし、マーレン・ラグネスが2ランタイムリーを放ち、メキシコが逆転した。ガブリエラ・サンドバルのセーフティスクイズで4点目が入り、エディス・デ・レイハのタイムリー二塁打で5-2とした。

6回表、チャイニーズ・タイペイは、2アウトからバントでランナーを二、三塁に進めるが、Yu-Chuan Tuはフルカウントでキャッチャーフライに終わった。

6回裏、メキシコは点差を広げた。マルセラ・ディアスの2アウトからのタイムリー二塁打で1点を追加し、マーレン・ラグネスの今大会初ホームランとなる左中間への2ランでリードを9-2に広げた。

7回表、チャイニーズ・タイペイは3点目を挙げた。

試合レポート

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